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『クリーピー 偽りの隣人』

配役が逆だったらどうだろう
クリーピー


原作を読んだ後、映画を観る。
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私には非常に珍しいこと。珍しいというのは『読む』『観る』の間隔がスピーディということであり、決して映画化された作品を観ないというわけではありません。

そのうえ、個人的に邦画が苦手。
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耳が遠いので、演者の声が聞き取りにくい。洋画ですと字幕があるので気にならないのですが、邦画は音量を上げないと視聴が厳しい。そうすると、効果音も大きくなり必要以上に驚く。

悲しい。

ただ日本の役者に疎いから、「こいつは生き残る」とか「この配役はアカン!」という無駄な考察をしなくてすむのがいいですね。新鮮な気持ちで観賞できます。


本題に戻ります。

先ほども申し上げた通り、原作先行でオチを知っていますから、実写化でどのように描かれるのか楽しみにしておりました。
主人公、高倉(西島秀俊)は元刑事という設定に。
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刑事にしては男前過ぎる
犯人を取り逃がし、犠牲者を出した責任を取り辞職した。今は大学で講師をしている。原作の高倉と同じ立ち位置になってきました。


あ、今さらですが大いにネタバレですので原作・映画未見の方はご注意願います!



妻と二人暮らしの設定も原作通り。
舞台となる郊外の家に越してきた高倉夫婦は、近所に挨拶をする。
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田中家は原作と家の配置が違いますが、『お隣さん』に変わりない。付き合いにくそうな隣人。原作では気さくな母娘だったな。


さあ、問題の西野家です。

家主の西野(香川照之)が原作とかなり風貌が違います。
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原作では口髭のある人懐っこい男でしたが、香川照之が演じるとオチが丸わかりだ。
気のいい人間が実は・・・という設定に早くも暗雲が立ち込める。怪演なのは認める。しかし冒頭から「怪しさ」を出してはもったいないよ。



退職した高倉が興味を持ち始める本多家の様相は、日本の住宅事情を反映していて素晴らしい出来栄え。
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一歩間違えれば「呪怨」の舞台です。
本多家は当時中学生の娘を除いて3人失踪しています。6年が経過した一家失踪事件。高倉は担当外でしたが事件は覚えています。刑事を辞職して身軽になったとはいえ、ずかずかと調査することはない。



原作ではスーパーウーマンとして活躍した、高倉の妻(竹内結子)は、映画でも少しその片鱗を感じさせます。
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「リング」では壮絶な死に様を披露した竹内結子も、めっきり老けてしまいました。今でも美しいですよ。けど、最近の彼女はホラー映画でよく見かけますのでつい・・。



さあ、ここで物語のキーマンとなる野上(東出昌大)の登場です。
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ここの設定がね・・原作通りではなかった。原作は高倉と同級生だったんですが、そうすることで2時間の尺に収まらないと制作者側が判断したのでしょう。その通りだと思います。

おかげでオチはまったく違うことになってますが、それはそれでいいでしょう。
野上が同級生でなかろうと、高倉に「本多家」の再調査の依頼が来るのですから。さあ、本多家で起きた恐怖を描いてくれるのか!?


何も起きません(。´・ω・)オヤオヤ
やはり2時間の壁は破れない・・・仕方ないのです。


西野の異常性が少しずつパワーアップしていきます。
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西野の娘、澪になんとか接近しようとする妻の行動は原作に沿っています。もうね、この行動力がヒヤヒヤしながらも応援したくなるんですよね!



同時に、高倉&野上ペアは本多家について再調査し始めます。
本多家で唯一難を逃れた早紀(川口春奈)と接触するも、明らかな拒絶反応。
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本当に申し訳ないのですが、私、川口春奈さんをあまり存じ上げません。
初見ですが、この作品で彼女の演技力に驚きました。両親と兄を一度に失う恐ろしさを、混乱しながらも自分の記憶をもとに辿っていく。出番はそんなに多くないのですが(原作では大手柄の記憶を蘇らせる)、アッパレな女優さんです。



この映画は若手女優さんが非常に頑張ってる。
西野澪(藤野京子)に至っては、本当に難しい演技が要求されたはず。
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彼女には破壊力100の台詞を言う大役が任されているのだ。
その言葉は本の帯にも使われています。相当大事な言葉だよね!


西野は確実に高倉家に忍び寄る。
原作では後半まで澪が高倉家の敷居をまたぐことはなかったが、普通に父と共にやって来る。
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鬱病で寝たきりの妻と友達になって欲しいと言う西野。
越してきて以来、西野の妻を見ることはなかった。病気で伏せているのか・・・と高倉夫婦も腑に落ちる・・わけない。
特に高倉にしてみれば刑事の勘がビビビッと反応している。



本多家の一家失踪に関して、早紀の記憶が徐々に鮮明になる。
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「今思えば、両親・・・兄さえも同じ誰かとお付き合いしていたようでした」
「誰かは思い出せない?」
「・・・私たちの家族、生きてますよね?」



死んでます
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この死体、エイリアンみたいでスゲー格好いいですよ!
発見された死体は合計5体。本多家の隣家から発見されるんですが、原作ではかなり終盤なこと。飛ばす×2!
死体の第一発見者は野上でした。お手柄じゃーん!・・・って捜索令状なしで入った?

本多家の失踪した3人は死亡していた。
そして隣家の住人と思われる夫婦2人も死んだ。気持ち悪いですよねぇ・・!



さあ、お待たせしました。
澪の口から渾身の言葉が聞ける時間です!原作(文庫本)では110ページですよ!
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「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」

すげー破壊力だよね、コレ。
知らんオッサンとずっと生活してる女子中学生の心境を思うと胸がギュッとする。



時を同じくして、妻の様子がおかしい。
妙に高倉によそよそしく、隠れて電話をしているようだ。これは本多早紀が思い出した失踪前の母と同じ行動なんです。
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高倉は事件に没頭する自分に対しての憎しみだと勘違い。



そんな高倉が、散歩中に高台から我が家を眺めていた時のこと。

本多家と我が家の並び・・・似てなくね!?
刑事を通り越して、占い師レベルに勘が冴えわたる高倉は野上に西野の情報を探らせる。

これが野上にとって命取りとなる。
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だいたい、刑事は2人で行動するのがルールでしょうよ。手ぶらで西野家を訪れ、本人確認で「あ、ちげーじゃん!」と思ったら踵を返して応援を呼べよ!

ちなみに原作では、西野と野上は異母兄弟です。←伏字の意味なし



野上は田中家の母娘と共に殺される。田中家は少し西野の話をしただけなのに(涙)。
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出火当時、消火にあたっていた高倉は、優雅にテレビを観ていた西野にロックオンですわ。隣家が火事だっつーのに、テレビなんぞ観る余裕あるかい!こいつ、絶対怪しい奴やん!!
でもね、それ以上に野上が殺された事実を知らされて「ああ、そうなのか」と普通にいられる高倉の方が凄い。西島の演技力の問題か?


西野のターゲットは妻の方だった。
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もちろん恋愛関係を結びたいという感情は通り越している。異常者はね、相手の性別なんて気にしないのよ。


仮面の下の牙を見せ始めた西野。

澪が言う通り、西野は西野ではない。
家主である本当の西野に成り代わって生活をしていた。西野家を支配していたのだ。淡々と作業する澪の足元に父の死体。
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待て待て!どれだけ巨大施設やねん!




母は完全にイカれています。原作では拷問による恐怖支配でしたが・・・
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映倫に引っ掛かるのでしょうか。偽西野が西野家を支配するための道具は・・・



お薬♡♡
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何の?

知りません!


「もう金がなくなってきたなぁ」
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偽西野にとって、寄生した家族を食い潰し次の家族へと流浪する生活は至極当たり前の行動なんです。人の痛みや苦しさがわからないサイコパスにとって、殺人は息をするのと同じ。

こうして、西野家は澪だけとなってしまいました。映画で澪が殺されない理由はわかりませんが(原作ではハッキリとした嫌悪感のある理由が存在する)、従順なので使い勝手がいいのでしょう。

自ら両親の死体を始末する中学生の娘。それを手伝う高倉の妻!
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わざわざ西野家に呼ばれて死体を片付けるなんて、普通はできない。薬漬けにされたのですね。
ターゲットは完全に高倉家に移っていますよ!



妻をコントロール出来るということは、高倉家に自由に出入りできるのも可能。
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「シャイニング」のジャック・ニコルソンかよ!
そうそう、終始棒読み演技の西島ですが、ドアの開け閉め攻防で見せた冷たい表情は巧かった。普通ならパニックになるのを、元刑事としての冷静な対応を演じていた。西島は黙っていたら凄い役者なのかも←失礼


西野は偽物であり、本多家にもかかわっていた可能性があると知ると、警察は西野家に出向く。
が、ここに来ても刑事1人て!!
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ロンハー名物、落とし穴を思い出した。



バカな警察を相手に、西野は高倉と対決する。
少々オーバー気味の演技が続いていた香川照之の真骨頂の演技が下記のシーン。
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高倉「何が望みなんだ!!」
西野「え?何もないですよ」

この台詞、本当に本当にスラッと言うんです。「おはようございます」レベルでね。
怖すぎやしないか?何も望んでないけど「自分が邪魔だと思ったら殺すんです、ハイ」ってサイコパスの定義そのもの。

ダラダラと観賞してたけど、このシーンは素晴らしかった。目が覚めたよww


↓↓↓
ここからオチまでの流れは、しっくり来なかった。


西野・澪・高倉夫婦で逃避行動ですよ。
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目立つでしょ(笑)

これからの事をベラベラと説明する西野に、誰も反応しない。無言で聞いている。みーんな西野の奴隷だよって思ってた矢先!




西野の末路に驚いた!
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THE・アッサリ!

澪が救われたのは良かったけどね・・・。




薬漬けだった妻が、タイミング良く高倉と抱き合って恐怖を脱したというのもねぇ・・・
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無理やり滑り込んで終わらせたようで、モヤモヤ。



★★★★★★★
映画は映画として楽しみました。半笑いでねww
これ、西島秀俊と香川照之の配役が逆だったら面白かったかもしれない。香川照之だとね、どうしても「何かやらかす」感オーラがハンパない。
一方、男前で善人として見えそうな西島が西野役だとしたら・・・これもありふれてるかな?

邦画の好きなところは湿った空気感だよね。どこにでもある家庭が崩壊していくのが妙にリアルだから、心に少しだけチクッと残るんだよな~。

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テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

『DON'T KILL IT』

最初から最後までグロ一辺倒!
ゾンビハンター
また邦題に騙された!どこがゾンビやねん!
人肉を食わず、ただ悪霊が殺戮を繰り返す映画じゃないか!「ゾンビ」と銘打てば視聴されると思ったのか!(観るけどさ)。
グロシーンはCG未使用なせいか、温もりのある仕上がりに。それゆえに50人ほど殺されますがゲップが出るほど胸焼けしない。
しかしドルフ・ラングレンはB級ホラーに出まくってるなぁ。




狩りが趣味のオッサンが山奥で見つけたモノ。
黄金に輝く小さな容器。
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ところが愛犬の様子がおかしい。




ガルルルル!
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突然、男に咬みつく!
このままでは危険と判断し、男はライフルの銃口を愛犬に向ける。

バーーンッ!


・・・男は帰宅します。
温かく迎えた家族に向かって

バキューン!
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次々と家族を殺害していく。
展開が早すぎてわからん!



家族を殺害後、殺し足りないのか隣家に乗り込み再び殺戮を開始する。
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斧でメッタンメッタンに切り刻まれるよ!



ここでようやく男は隣家の家主に殺害される。
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いったいどうなっているのか。



家族を壊滅された家主は妻に事情を聞く・・・
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と思ったら突然発砲!
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開始早々に何人死んだんや(笑)
10人は死んだぞ!


平和な田舎町で起こった大量殺人。

この町の出身者であるFBIのイブリンは、早速捜査を開始します。
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町の署長は幼い頃のイブリンをよく知っており、温かく迎えます。「FBIが介入するほどではない」と署長は高を括っていますが、そのせいで部下が大量に死ぬとは本人も気が付いていない。




そこへ現れたのが我らがドルフ・ラングレン!
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勝手に署長室に入ってきて「この事件は俺に任せな!」と鼻息荒く登場。


呆気に取られるイブリン達をよそにペラペラと喋りだす。
「これは悪霊の仕業だぜ!」


「こいつをつまみ出して」
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ただの変態扱いで終わった模様。
引きずられながらもラングレンは「目だ、目が違うんだ」と訴える。



その言葉を裏付けるように、生存者が証言する。
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要は目の黒い奴が悪霊に乗り移られているんだね!単純明快!目の黒い奴を捜せばいいんじゃん!

ところが事態はそんなに簡単ではございません。


「悪霊にはいろんなタイプがいるんさよー」
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長年のハンター経験をポツポツと語りだすラングレン。



例えば数秒だけ憑りつくタイプ。
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憑りつかれた本人はその時だけ記憶がない。



そして憑りつくと死ぬまで離れないタイプ。
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これがかなり厄介。
映画「エクソシスト」だと思えば分かりやすい。憑依された者が死ぬまでだから迷惑である。

ラングレンが追いかけている悪霊は、これらと一線を画すタイプ。

憑りつく⇒憑りついた人間が殺される⇒殺した相手に憑りつく

オーマイガー!転々と移動してるってことは永遠に倒せないってこと?


ノンノン。٩( ''ω'' )و


実は30年前にラングレンの父は自分の命を犠牲して悪霊を封じ込めることに成功したのです。
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遅効性の毒を飲む⇒憑りついた相手を殺す⇒悪霊が行き場を失う⇒父、死亡(!)

なんてムチャな!

このホタルみたいな可愛い悪霊が、大量殺戮を繰り返すなんてwww
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ところがこの悪霊をですね、あろうことかラングレンが紛失しちゃったんですよ。それを見つけたのが冒頭の犬だったわけです。
犬に憑依⇒飼い主が犬を殺害⇒飼い主に移動⇒隣人が飼い主を殺害・・・と続いたのです。
イブリンと署長(と私)は俄かに信じられない話にポカン顔。

とにかく、最後に乗り移られた奴を捜さねばならない!


ラングレンとイブリンが捜査中、悪霊(に乗り移られた人)が現れる!
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ところがイブリンを殺そうとはしない。あろうことか愛おしく見つめる始末!イブリンに一目惚れ!?
悪霊に魅入られて動けないイブリンは、悪霊の目に地獄が描かれているのを見る。



ラングレンの機転で危機を脱出したのも捕獲には至らず。
場末のモーテルで2人はいい雰囲気に。
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中年の恋愛はあまり見たくないな。




イブリンの素性が気になるラングレンは、彼女の類まれなる能力を知る事になる。
彼が追跡する悪霊たちとは相反する正義の力を持った人間なのだ。
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悪霊が彼女の力を欲しているのは明らか。彼女の肉体を奪い一気に地上に攻め込もうとしているのだ!



悪霊の目的はイブリンに違いない。
町民たちの協力を仰ぐべく署長に依頼して町民を集めるも、それが気に食わない男が一人。
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神父です。特にイブリンに対しては「あの女こそ元凶」と訴える危険思想の持主。神父のくせして考え方がえらく荒っぽいのが気になる。ですので、署長たちの言葉を聞かず出て行ってしまう。


神父と入れ違いに入って来た男。
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どうです、この武器武器武器!!

心が躍らないはずがない!


オラオラオラオラ!!
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アジャパー!!!
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悪霊が乗り移る人間を殺せば、殺した人間が憑依される。



それが保安官だろうが関係なし!
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もうバッタバッタ殺される!カウンターがあれば、この時点で10人以上死んでます!
血肉がテンコ盛りな上、手作り溢れるゴア描写に心がほっこり♡



↓首を刎ねただけで噴水レベル
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東京ディズニーシーのアトラクションにどうですか?子供が泣くわ。



とにかく憑依先が次々と入れ替わるので、さすがのラングレンも手に負えない。
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「殺すなっつってんだろ!」

原題の「DON'T KILL IT」ってそういうことだったのねぇ~。



逃げ惑う町民に容赦ないチェーンソー攻撃!
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次々と殺し、殺され・・・逆に悪霊もしんどいんじゃないかと思うが。


外に逃げても車で轢き殺されるww
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ここまで来るとグロ描写と相まって笑えてくる。何人死んでんねん!



少女に憑りついた悪霊を捕まえるため、少女の父がラングレンに促されるまま毒を飲む。例のヤツを実行するんやな。
そこへイブリンが呼んだFBIがタイミング悪くやって来た!
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イブリンが必死に説明するも信じてもらえず、父親は無駄死にww




早く出せっつってんだろ!
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子供とは言え、悪霊が憑依するとカンフー使い並に強くなる。FBIが瞬殺されるのも仕方ない。



↓これが訓練されたエリートの末路
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この映画、どこを切ってもグロだらけ。ホラー映画はこうでなくては!(そうか?)



しかしイブリンも黙っちゃいない。
「近づくと自殺するわよ!」
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ん~、これが本当に正解なの!?



油断した悪霊を捕まえ、ラングレンは最後の仕事に取り掛かる。
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ラングレン自身が身を挺して悪霊を封印しなくてはならない。さっきのお父さん、失敗しちゃったしね。気の毒に。



「彼を離すのだ!」
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KY神父登場!信者を連れてラングレン達にお説教ですよ。悪霊を解放しろとバカみたいな発言してます。



返り討ちにあう信者たち多数・・・。もう死体に飽きてきた。
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だってあまりにアホな殺され方ばかりで・・・



ついに神父に悪霊が乗り移っちゃった!
この時、神父は自分の指を噛み切る。肉を歯で削ぎ落し骨を武器にするという、ビジュアルは最高だがえらく遠回しな武器。
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このシーンはまあまあ良い出来だ。コリコリという効果音もゾゾゾッとなるし。


ラングレン、絶体絶命!そんな感じ微塵もないが


イブリン、神父を射殺!
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マジか!イブリンに悪霊が乗り移っちゃうよ!



悪霊が乗り移る瞬間、イブリンは手榴弾の安全ピンを外していた。
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イブリン、死亡!!

このちょっと前に、ラングレンとチューしたばっかりやったのに!
特別な能力を発揮しないまま、爆死という結果に私は驚いた!雑過ぎる結末!



そして、30年前のようにラングレンは悪霊(ホタル)を捕まえ、今度こそ人目につかぬ場所に廃棄。



海に捨てたはいいものの、さっそくサメが・・嫌な予感しかしない。
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ラングレン、最後まで手を抜くな!


★★★★★★★
何はなくてもグロ!
最初から最後まで血と肉のフルコース!それはまあ良いとしよう。

どこがゾンビやねん!

↓予告もゾンビ言うてるし。配給会社はちゃんと仕事しよう

テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

『SCARE CAMPAIGN』

裏の裏は裏・・・
スケアキャンペーン
大どんでん返しが何回も襲ってきますが、さほど驚くことはない。
オカルト→殺人鬼→スラッシャーとジャンルが変わるのは面白かった。飽きさせない工夫とショートムービーな尺で、まあまあの小品に仕上がっています。たぶん、監督はホラー映画ファンだろうな。




↓まずは予告編をサラッと観て頂けると嬉しい

殺人鬼と謳ってますよ。
ホラー映画ファンは信じちゃいないよ、( *´艸`)



素人相手に脅かし系で視聴率を稼ぐ番組
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スケア・キャンペーン

第5シーズン続く、制作者側だけが『絶好調』と信じて疑わない人気番組だが・・・

この日、演者のエマがディレクターのマーカスに直談判する。
「最近、ちょっとヤリ過ぎじゃない?」
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番組はヤラせじゃないから、ターゲットは素人なので何をしでかすかわからない。良い意味で素のリアクションが撮れるがゆえに現場は毎回綱渡りな状況だから、エマは心労が絶えない。



「今シーズンを最後にしたらいい」
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お前ら付き合ってたんか。エマは美人だし、ノリノリの番組を担当しているディレクターならこうなるのも時間の問題か。
とにもかくにもスケア・キャンペーンが2人を繋いでいるのだ。



マーカスが上司に呼ばれる。
「これを観て」
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マスクフリークス

動画サイトで1000万人を超える登録者数を稼ぎ出すモンスターサイト。


「俺らのパクリやん!?」
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真っ先に食いついたのはマーカスだ。
8ミリで撮影した粗い画像に文句タラタラですよ。


!!!
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く、首を切ったやん!?
目を背けるスタッフもいれば、ヤラせではと目を見張る技術班もリアルさに絶句ですよ。今朝アップされたこの動画、本当に殺人を犯しているのか?

「今や潤沢な資金をもとに、世界中の視聴者が釘付けよ」
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「我々だって5シーズンも続いている!」
マーカスの言葉を遮るかのように上司はピシャリ。

「地上波はもう終焉。リアルでもっと過激な番組を1本作りなさい」

悲しいかな。
視聴者の大多数が子供たち。残酷な刺激を求める子供がたくさんいる現実。自分はどうだったかなぁ。小さい時はレンタルビデオ店のホラー棚にビビッてましたけどね。最近の子は手軽に血を観られる。


マーカスは予てより閉鎖された精神病院を舞台に考えていました。
今回はここを使おう!
ブレない彼は、相変わらずターゲットに素人を選んでいます。スタッフは家族も同然。成功するため真面目に自分の仕事をこなす。
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お、ターゲットが予定より早く着いたようです。
どんなターゲットでしょうね・・!

演者の準備も急ピッチで進められます。
このたび、めでたくデビューとなるアビー。スクリーム・クイーンとして抜擢されました。
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メイクがバッチリハマッてスタッフからの評判も上々です。緊張気味な彼女をエマが励ます。



ギリギリまで準備に余念がないマーカス。
演者として再出演のエマは、彼の番組作りを未だに理解できない。
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熱心なのはいいこと。だけど、結果オーライなら何でもいいのか。いずれが当たるぞ、お前。


ターゲット到着。
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ローハンという男性です。喋らなければ普通に見える。
エマが彼を院内へと案内します。本番はもう始まっています。

!!!
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ローハンは窓際に立つアビーに絶句する。
もちろんアビーは演技で立っているだけ。なのにローハンは激しく動揺する。エマは脚本通り「まだ開院していないから、業者しかいませんよ」と説明。

ローハンはこの精神病院で働いた過去がありました。

ですので、思い出の写真を眺めて・・・そのまま動かなくなった。
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エマは戸惑う。このターゲット・・・アブなくね?


「このターゲット、変よ?」
エマはマーカスにローハンの異常性を訴える。
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「情報はすべて開示してない」
マーカスは悪びれずに言う。リアリティを求めるがゆえに、エマにも情報を与えていないという。マジ?呆れたエマは隠しカメラを凝視する。このまま何も起こらなければいいのだけれど(それだと映画にならんが)。



院内で心霊現象を発生させ、ローハンを脅かす。
これは今までと同じです。新人アビーがローハンを後ろから驚かすシークエンス。あ、クローゼットにもスタッフが隠れてますね。
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胸騒ぎがしてならないエマ。このローハンは何かがおかしい。アビーに危険が及ばなければいいのだけど。

金切り声を上げたエマ。この声に惚れたマーカスの気持ちもわからんでもない。凄い声ww
ローハンは振り向き・・・手に持っていたペーパーナイフで

ザクザク!!なんてこったい!
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エマはマイクで「止めて!これは撮影なの!」と訴える。そしてアビーのもとへ猛ダッシュ!エマは正義感が強いのだ。


スタッフも餌食に!
ローハンは恐怖でおかしくなったわけではなさそう。つまりはタガが外れた感じ。
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現場に到着したエマ。ところがアビーがいない!インカムでマーカスが「窓の外を見るな」と誘導するような発言。ダチョウ俱楽部の「押すな押すな」と同じ原理だ。


窓下にアビーの死体が転がっている。
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嗚咽が止まらないエマ。ほら、言わんこっちゃない!いつかは死者が出ると思ってた。
インカムからマーカスが指示を出す。

「逃げるんだ、奴が戻ってきている!」

逃走中、エマはようやくローハンの素性を知る事に。
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精神病院の元患者で職員だったが、傷害事件を起こして退所していたと。やっぱりね、まともじゃなかったもん。そんな事より出口はどこよ?


マーカスに誘導されるも、スタッフが次々と餌食に。
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隠しカメラでエマを誘導しているマーカスも都合よく「そこはカメラがないんだ」とか言い出すし。はよ助けに行かんかい!


ようやくスタッフがいる場所へ逃げ込めた。マーカスに「早く警察を呼んで!」と訴えるも・・・
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「上司が許可しないんだよ」
どんな上司やねん!3人も死んどんやぞ!

あら、マーカス達に影が・・・


どひゃーんっ!
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あっという間にマーカスとスタッフが殺された!画面向こうで微笑むローハン。
勝ち目はない・・・。逃げるしかない!



車で逃走あるあるだよね。
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キーが見つからないのはホラー映画の鉄板。まあ運転手じゃないと持たないか。エマはひとり車で待機することに。怖くて怖くて仕方ない。こういう時、たいてい後部座席にいるよね・・・

ローハンがいるんですww
絶叫したエマは手に持っていた武器でローハンの手をブッ指す!そして車外に飛び出し逃走!

やるねぇ、エマ。行動力があるのは良い事だ。強い女子、私は応援するわ。


ところが。
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「話が違うぞ、コノヤロー!」

隠し持っていたインカムで叫ぶローハン。
何じゃ!?(; ・`д・´)


殺されたはずのマーカス達がゲラゲラ笑う。
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「いやぁ、傑作だよ!」
・・・ローハンは演者だった。ということは、ターゲットはエマだったのか!
どうです?皆さん驚きましたか?そうですか、はい。←誰に聞いてる?

そうとは知らないエマは必死の形相で逃げ回っている!

「そろそろお嬢様を助けに行くか」
マーカスは制御室を出て、エマを捕まえに行きます。昔懐かし「どっきりカメラ」と同じ趣向で行くようです。どうです?何が怖いのか。これではスケア・キャンペーンと同じ展開じゃないか。マスクフリークスには到底及ばんぞ!
素人からエマにターゲットが変わっただけなのに、マーカスのドヤ顔!腹立つわぁ。

ところが。


磔にされたローハンが殺される(今度はガチ)。
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お、このマスクマンはどこかで見たぜ?例のマスクフリークスじゃん!

なんで撮影現場にマスクフリークスがいるの?

制御室にいたスタッフが複数人の人影を見る。こいつらカメラを持ってる・・・。
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誰だ?と訝しむ前に・・・



スタッフが今度こそ殺されていく。
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↑このスタッフ、顔を輪切りにされてました


一方。

未だに気が付いてないターゲットのエマ。
ようやく事情がわかったようです。スタッフのPCにはこの現場のネタばらし動画がいっぱい!
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最初に殺されたアビーは、笑顔で血の上に横たわっているじゃありませんか。


この野郎、騙しやがったな!

エマの怒りは相当なもの。
まずは発起人であろうマーカスを捜し、一発殴らないと気が済まない!


↓そのマーカスはマスクフリークスに囲まれてるけどね
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「なんでお前らがここにいるんだ!」
それには答えないマスク共。各々の手にはカメラ。もしかして、自分たちがターゲットってことっスか?


そこへエマが合流します。
怒り心頭のエマは、自分たちの置かれてる状況がわかってない。マーカスが必死に説明するも「はは~ん、そうやってカメラで私を抜いてんでしょう!」とマーカスをなじる。
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その間、マスクフリークス達が黙って見ているのは可愛い♡



ようやく現状を理解したエマが取った行動は、なんとアビー達を救出すること!
アビーやスタッフは当然ながらローハンに殺されていない。しかし、マスクフリークスがやって来たのなら話は別です。
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彼らは当たり前に人を殺す。
息をするように殺す。それが残酷であればあるほど視聴者が受けるのだ。



スタッフの多くは殺されていますが、アビーは生きているようです。
今まで自分たちが演出してきたように、完全にマスクフリークスに振り回されているエマ達。マーカスは呟く。
「スパイがいたんだ」
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アビーを探して制御室に向かうと・・・


死体がデローン!
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素人とは思えない手際の良さ。マーカスも見習えよ!



手際の良さはカメラに設置されたお手製の凶器にも工夫が見られる。
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けど、あまりカメラと凶器が近いと真っ黒になりそう。別のカメラが撮影しているからいいか。このチェーンソーなんて血肉がカメラに飛び散らないようガード付だ。



マスクフリークスのボスが、趣旨を説明する。
「視聴者が求めるから過激にするんよー」
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だそうです。
アホ丸出しの趣旨ですが、これで荒稼ぎできる時代です。誰もやらない、出来ない事をやっているだけ。そこには倫理や道徳は一切ない。ネット社会の闇である。

話を戻すと。

アビーは棺に入れられ、生き埋めにされている。
ご丁寧にも棺の中にカメラを仕込んでいる。早く助けないと窒息死するとだけ伝えその場を去る。去るんかい!
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急いで中庭へ向かうも、マスクフリークスが凶器はを持って立っている。
簡単にはアビーの元へ行けないようだ。



エマが手にする武器に向かって真っすぐ突っ込んできたマスクフリークス。
こいつ、アホか?
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マスクを外すとティーンエージャーではないか!初めての殺人を任されて失敗した感じですね。こんな若い子が野蛮行為をしているとは・・観る側も子供なら制作者側も子供なんて!



生き埋めで死ぬ時間というのは意外と早い。死に物狂いでエマ達は土を掘る×100!!
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やったー、見事アビーを救い出した!これが大人の力じゃ!見たか!ガキども!


「誰が助けると言った?」


た、確かに(;・∀・)ガビョーン
ボスはエマの前に立ち「お前はただの進行役だから助けてやんよ」と告げる。意外発言!逃がしていいんですかい?
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「マーカスとアビーはどうするの?」




「お前が1人だけ選んだ奴と逃げるがいい」
果たして、エマが選んだ1人とは・・!?

選ばれなかった方は、↓こんな感じで殺され燃やされるヨ!ご愁傷様!
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Let's think!


★★★★★★★
可もなく不可でもないオチ。
大人のバカ騒ぎに、ネジが飛んだ子供たちが参加して血みどろに発展したというだけの話。
果たしてエマが選んだのは誰!?


↓↓↓
ネタばらし



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アビーを選んだエマ。
ところがね・・逃走に使った車にカメラが仕込んであるのに気が付く。何も喋らないアビー。


どっちにせよバッドエンディング!!

テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

『PARTS PER BILLION』

果たして自分ならどうする?
インフェクション
現在、世界蔓延中のコロナウイルス。このご時勢でなければ心に響かなかっただろう。
本作はホラー映画じゃございません。だから途中で観るのをやめても構わなかった。レビューするのもためらわれた。けど毎日情報が錯綜するニュースでコロナの恐ろしさを知り、果たして自分ならどうする?と至ったのです。
話が行ったり来たりする逆再生進行が話をややこしくさせているのでレビューも書いててしんどかった!
ほぼラブストーリーだしね( ;∀;)




本作は、生物兵器が使用された世界を描いています。
生物兵器と言えばバイオハザードのように人間がゾンビ化するのを想像します。ホラー映画ファンもそれを望む。
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実際は即死でしょう。
この生物兵器は動物には効果がないのです。人間だけが死に至る物質。



皮肉にも今の社会情勢に沿った散布だったようで。
中東は既に壊滅状態。貿易風の影響で、使用した国にも影響が出始めます。
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使用した政府は「自国は安全」としきりに国民に訴える。
今回のコロナウィルスと似たような説明ですよね。ここまで感染が広がるとは誰が想像したでしょう。医者や科学者が先回り出来ないまま、情報だけが先行し、世界は混乱に陥る。



本作は戦争という形で生物兵器が使われた。
使用した国の住人は事態が収束することだけを望み、まるで他人事のように日常生活を過ごす。
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この若いカップルはエリックとアナ。新婚夫婦ですがニュースを観て悲観するアナに比べ、エリックは音楽に没頭している。少しずつですが夫婦の間に隙間が生まれる。



アナが心配するのも無理はない。
自国に影響が出てきているからです。戦争とはそういうものだ。諸刃の剣。
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それにアナには特別な能力があるようで、視界の端々に妙なものが見える。幼い頃から備わっていたこの既視能力が、今は常に発生して苦しめる。夫エリックには言えない。言った所で何になるのでしょう。
世界は終わるのだ。




老夫婦が病院内を進む。
酸素ボンベを探しているのだ。
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院内は死体だらけ。先ほどまでお世話になっていた看護師の死体に胸を痛める。




酸素ボンベを外してる!?
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ビックリしましたが、これには理由がある。この老夫婦の夫が何を隠そう生物兵器を作った男なのだ。
作ったというより、ある企業に大金と引き換えに情報提供したのだ。
兵器の構造は自分がよく知っている。収束までに2週間。2週間乗り切れば助かる・・・はずなのだ。それまでに心臓病の妻に酸素ボンベを供給しなければならない。
酸素ボンベを探す旅に出る。



自国の状況がまだ呑み込めていない男2人がバスケに興じる。
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平日だから公園に人が少ないのだろうとタカをくくってますが、人々は自国脱出に動いている。ニュースを観ないと行動が遅れてしまいます。けど、その情報が間違っていたら?もどかしいですよね。
男の1人、レンは妻からの電話に気が付く。「早く家に戻って」という留守電。胸騒ぎがする。

ここから時系列が逆再生していく。


婚約前、エリックは唯一の肉親である祖父母宅に向かう。
婚約者のアナを紹介するためです。
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あら?この祖父母って先ほどの老夫婦じゃないですか!
こんなところで繋がっていたの?



レンの妻、ミアは優秀な弁護士です。
レンに「早く家に戻って」と電話する前に、依頼人と最後の交渉中です。
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あら?この依頼人、老夫婦の夫じゃないですか!
・・・そういう映画?

つまり登場人物の3カップルは視聴者を驚かすほど繋がっていたのね(棒)。



老夫婦は死体が転がる市街地を進む。
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死体がポロッと映る程度で、終末感はそこまで感じられません。恐ろしく予算が少ない映画と見た(笑)



レンが自宅に戻る途中、子供が苦しんでいるのを目撃する。
この生物兵器による発症の差ってなんなんでしょうね。体が弱い人ほど発症しやすいのはわかるけど。
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レンがバスケをするほどピンピンしているのに違和感・・・。



アナはというと、能力のせいでさらに苦しむ。
いらん物が見えるというのは「幽霊が見える」のと同一視かしらん。気の毒である。
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居ても立っても居られずレンたちがバスケをしていた公園で塞ぎ込む。そこへ現れたのが、レンとバスケをしていた黒人、リック。



「妊娠しているの」
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この時代に子供を授かった不安をリックに吐露。
リックも黙ってそれを聞く。街が混乱に陥ってもおかしくないのに不思議と静寂に包まれたシーン。


時系列はどんどん戻る。


仕事に行き詰まる前のレンと弁護士として多忙なミア。
実は2人は離婚危機なのですが、この時は愛し合う仲睦まじい夫婦だった。
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生物兵器が2人の距離を元に戻す皮肉に繋がるとは。



いろんな人々の幸せを奪った戦争。
けれどこの老夫婦は悲嘆に暮れていない。自分たちがその責任を負おうとも今は愛する者がいるだけでいい。
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全世界の人間を犠牲にしても得たかった自分の幸せ。家族の幸せ。
わからなくもないが、日本人の私はちょっと考えにくい発想ではあるね。




エリックはがアナにプロポーズする。
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まさかこの後に生物兵器が使用されるなんてね。それが祖父によるものだなんて。



孫を心配する祖父母。
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もう助からない自分たちよりも孫夫婦だけば生き延びて欲しいと願う。



街は混乱が増す。

リックも銃声と共に命を落とす。生物兵器ではなく人間に殺される。
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戦争が生んだ二次災害だよ・・・。



地下に籠城中のリックとミア。
ミアが限界となり、外に出ようとする。必死で止めるリック。
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「空を見たいの」
ミアの気持ちに答えられない。




愛し合うエリックとアナ。

言いたいことがある。私のお腹には・・・

伝えられないまま死を迎えた2人。
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★★★★★★★
淡々と進み淡々と終わる。
何かが起きるというより男女の会話だけで進むと思ってくれたらいいでしょう。地獄絵図な惨状もなく睡魔に数回襲われる。
制作者側の「実は登場人物は全て繋がっている」という設定もあまり活かされていません。

観終わった後に思うのは、自分もこんな風に愛する家族たちと最期まで過ごせるのかな?と。旦那はきっと仕事に奔走して家に帰って来る気がしないwww
それと、アナの能力はいったい何なんでしょうか。エンディングもアナの幼き日のシーンなんです。サッパリわからない。想像で補うにはあまりにテキトー過ぎやしないかい?

早くコロナウイルスの収束を願うばかりです。


テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

『GET OUT』

どこを切っても伏線回収
ゲットアウト
映画批評集積サイトのRotten Tomatoesにて、批評家支持率99%、平均点は10点満点で8.3点を叩き出した近年稀に見ない高評価ホラー。
2018年アカデミー賞では脚本賞を受賞。ホラー映画の新たな側面を全世界に発信できたのではないだろうか。欧米の大ヒットとは裏腹に日本ではさほど注目されることなく終わったのは残念。



映画鑑賞において一番の痛手は、オチを知ってしまうこと。
私、本作のオチを不幸にも知っていたので初見の方よりはじっくりと鑑賞できたはず。

だから、大いにネタ晴らしします。
迷惑。


ネタ晴らしと言っても、おっぴろげでございません。
ここ、伏線だよ!というシーンに『伏線』チェックしていきますね♪♪だから迷惑だって

「お前の情報はいらん!純粋に楽しむんだ!」という方は、すみません。
このままゲットアウト願います。



冒頭。
黒人男性が襲われる。
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『伏線』
・襲った人間が被り物をしている
・遠くに見える白いスポーツカー



主人公、クリスは黒人です。
フォトグラファーである彼の部屋にはセンスあるインテリアが並ぶ。
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『伏線』
・写真の少女が仮面を被っています



恋人のローズは白人。
クリスと付き合って5カ月のラブラブ。このたびローズの両親に報告がてらの旅行が決定。
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『伏線』
・今でも差別が残る現代。「恋人が黒人であることを話す理由なんてある?」ローズの言葉



心強いローズの言葉に後押しされ、ローズの車で出発です。
途中、クリスは友人で運輸保安庁のロッドと電話。
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『伏線』
・「白人女の実家に行くな」ロッドの言葉
・ローズの車で移動している(ここ、意外と盲点)



途中、鹿を轢き殺してしまう。
鹿の死体。それを凝視するクリス。
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『伏線』
・轢いた鹿はブラックバックという種類のメス。「粗暴で白人女性を襲う(という偏見にもとづいた)黒人男性」という意味のスラング。
・鹿(Deer)はスラングで「彼女をつくろうとして失敗する男」という意味



警察に身分証の提示を求められたクリス。
白人警官の行動に腹を立て「運転していたのは私よ!」と言い放つ。
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『伏線』
・ローズは本心から差別的発言に反論したのか?



かなり遠かったけど、無事にローズの実家へ到着。
とんでもない豪邸である。
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隣人宅まではどんなに叫んでも気が付かれないね。優しく迎え入れる両親は、クリスの容姿を見ても驚かない。ローズが言った通り、肌の色にこだわらない家系なのか。



途中で鹿を轢いた話題に。
「ここら辺りの住人は、ほとほと鹿に困っている。どんどん轢いていい」
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『伏線』
・前述のスラングの意味を考えると、とんでもない発言をしている

さっそく、豪邸を紹介されるクリス。
愛する恋人の父が案内役ですから、黙って付いていく。

ローズの祖父は素晴らしいスプリンターだった。
しかし、黒人選手に負けてオリンピックに出場出来なかったそうな。
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『伏線』
・黒人のポテンシャルを異様に褒めている


そのままキッチンへ。
ローズの祖母はキッチンが聖域だったそうだ。

現在は、召使いが主に立ち家事全般を務めている。
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『伏線』
・キッチンが聖域の祖母の話の後に登場する黒人の召使い


「不思議に思っているだろう?」
ローズの父はクリスに問う。

「白人宅に黒人の召使い達がいることにね」
実は祖父母の病気で面倒を診てもらっていたが、他界後も世話人として残ってもらっているそうです。
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クリスは「気にならない」と返事をします。
もちろん本心ではない。複雑ではある。南北戦争時代に戻った気がしたからだ。

中庭で両親との語らい中、クリスの母について話題が出ます。交通事故で他界した母についてクリスは多くを語ろうとしない。そして禁断症状が出始めます。ニコチン中毒なんですね。ヘビースモーカーなのを治療で治してあげると進言する母。
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『伏線』
・娘と娘の恋人を心配する優しい両親
・禁煙方法は母の催眠治療

丁重に断ったクリスに両親は「せめて娘の前だけでも吸うなよ」と微笑む。
そこへ召使いがお茶を出す。
話題は明日に控えた祖父母の親睦会について。ローズは「聞いてないわ」とむくれる。大勢ゲストがやって来るらしい。
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『伏線』
・召使いはこの会話中、奇妙な動きをする

ローズの弟、ジェレミーを交え夕食会が始まる。

酔ったジェレミーは、クリスに絡みます。
家族が制止してジェレミーはクリスに回した腕をほどく。
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『伏線』
・クリスの首に腕を回したジェレミー。この行動はどこかで見ませんでしたか?
・制止された際、「傷はつけねぇよ」と発した言葉

寝室に戻って家族への不満を漏らすローズ。しばらく家族と疎遠になった間に、両親や弟の変わりように幻滅したようです。クリスにしてみれば想像通りの反応なので驚きもしません。
黒人に対して白人はどんなに繕っても所詮はそういうものだ。ローズのようにフラットな感情を持つ人間は少ない。

その夜。
クリスはコッソリと庭に出て煙草を吸いに出る。


うわっ!!
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こんな夜中に召使いが猛ダッシュでクリスを横切って行った!!
呆気に取られていると・・・


執拗に髪の毛を気にする召使いの姿を見る。
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ローズの家族以上に変わり者が黒人だなんて・・・

ふらふらと邸内に戻ると声を掛けられた。

ローズの母です。
自分の前にクリスを座らせると質問を始める。勘のいいクリスは「催眠」だと気が付く。母は笑いながら質問を続ける。特に亡くなった母について執拗に質問してくる。
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質問の間に、母は常にティーカップのスプーンを回す。
話したくないのに、思い出しくたないのに自分が母を見殺しにした事が脳裏に浮かぶ。

それは一瞬でした。


「そこは沈んだ地よ」
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ローズの母が遠くに見える。嘘だろ?


どんなに声を張り上げようとしても沈黙だけ。体を動かすにも自由にならない。こんな恐怖が今までにあっただろうか。
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目が覚める。
ベッドの中でした。バスルームではローズがシャワー中です。
夢・・?

夢ではない。吐き気を催すほどの嫌煙症状が現れる。あの晩の催眠は本当だった。断ったのに勝手なまねをされた。ローズに昨晩の事を話す。彼女は「ごめんなさい」と謝る。

今日は親睦会の日。

する事がないクリスは中庭で作業中の召使いに声を掛ける。逆に昨晩は驚かせてすまないと謝罪された。
ローズについて奇妙なことを言われる。「唯一無二の女だ。手放せないだろ?」
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『伏線』
・召使いの言葉、普通に聞くと変態だが違う立場で聞くと・・・


黒塗りの高級車が続々と到着します。

ローズに「笑顔で乗り切ろう!」と励まされ、客人に挨拶して回る。どの人も白人ばかり(日本人もいますが)。
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『伏線』
・元プロゴルファーが「ゴルフのスイングを見せてくれ」と言う。



また、ある客人はクリスの体を舐め回すように見た後・・・
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『伏線』
・ローズに対し「強いの?」と尋ねる。目はクリスの下半身に釘付け。客人の夫は車椅子に乗った高齢者


何か、おかしい。

初対面の自分に、客人は好奇な目だ。
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自分だけ黒人だから?
いや、客人に一人、黒人がいた!!ホッとして「やぁブラザー」と話しかけるも様子がおかしい。見た目は若々しいが、どこにも黒人としてのソウルを感じない。側には年の離れた年増の白人女がいる。


パーティに居場所を亡くしたクリスは凄い人物と出会う。
美術商のジムがいたのです。クリスの作品を高く買っていて、クリスは興奮します。ところがジムは盲目でした。クリスのようにフォトグラファーでしたが、才能に恵まれず美術商に転職後、失明したそうな。
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『伏線』
・クリスの作品を見る事が出来ないのに、彼の目を通して撮った作品を非常に評価している


クリスは親睦会に最後までなじめず、寝室へと戻ります。
友人ロッドと話がしたい。先ほど出会った黒人の顔をどこかで見たことがあるからです。
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クリスの行動は客人の心を掴んで離さない。完全にクリス目当てであることは確か。



留守中、クリスの愛犬の面倒も見てくれているロッド。
催眠術にかけられたり、おかしな客人たちとの親睦会にはウンザリだし、何よりあの黒人は絶対に見たことがあるぜ!まくしたてるクリスにロッドは「性奴隷にされるぞ!」とトンチンカンな回答。
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『伏線』
・もともと白人をそんなに信用していないロッドだからこその忠告。性奴隷は半分正解(笑)



「失礼していいかしら」

突然声を掛けてきた召使い。飛び上がって驚いたクリス。
クリスのスマホを掃除中に触ってしまったことを謝りに来たのでした。クリスは思い切って聞きます。本当に聞きたかったこと。
「白人に囲まれて嫌な思いをしていないのか?」
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『伏線』
・召使いは泣きながら「ノーノーノーノー」と答える。なぜ泣く?


召使いの反応に気味悪さを感じたクリス。
とにかく、あの黒人ローガンを写真に撮ってロッドに確認してもらおう。

誤ってフラッシュ撮影してしまった。
鼻血・・・ローガンは震えながら叫ぶ。
「出て行け!!!」
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『伏線』
・フラッシュの反応と「出て行け」という言葉。

暴れ出したローガンを皆で取り押さえ、母の催眠療法で落ち着かせます。ここに来ても催眠・・・。
しばらくして笑顔のローガンがクリスに謝ってきました。

なにもかもが変なのだ・・・。

「さあ!気を取り直して花火とビンゴ大会だ!」
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『伏線』
・ローガンは催眠療法を受け、人が変わったようにおとなしくなった
・こんな時にビンゴ大会?

クリスの気持ちを察し、ローズは「散歩に行こう!」と外に連れ出す。
クリスも限界に近い。何なんだ、この家族は。この客人は。


ビンゴ大会がスタートします。
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はは、全員ビンゴ成立してますよ。・・・え?


ローズに本心を告げるクリス。
「帰りたい」
当たり前である。よく頑張った方だ。まだ二日目なのに相当疲れたろう。ローズは黙り込むも、頷く。
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ローズだけは見殺しにした母のようにはしない。出よう!一刻も早く!

一方・・・


ビンゴ大会は佳境を迎えていました。
ローズの父が競りのように指をあげていく。後ろにはクリスの写真が掛けてある・・・
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ビンゴ大会なんかじゃない。

オークションじゃないか!

落札者は盲目の美術商ジム。
クリスはジムの「もの」になりました。いったいどうなってしまうのか。

クリスとローズが邸宅に戻る頃には、客人は帰っていました。
両親と弟、召使い2人が迎えます。それは気まずい雰囲気を漂わせて。逃げよう、おかし過ぎるだろ。


荷物をまとめている間、ローガンの写真をロッドに見てもらいます。
ここに来てローズに会話を聞かれないよう自然に声が小さくなるクリスです。
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相変わらず「性奴隷」説を推すロッド(笑)


クローゼットの扉が開いている。中を覗くと・・・ローズと黒人・・・?
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『伏線』
・クローゼットの扉は開いているというより、開けられた感がある
・初めて付き合った黒人がクリスとローズは言っていたのに、相当な好きモノであった


この写真はともかく、家を出なくては!

一階にいた父。
玄関前に弟が立ちはだかる。父が話す言葉に異常性が増す。
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ティーカップを持った母もいる。絶体絶命だ。


「・・・ローズ、車のカギは?」


やっぱりね。
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強行突破をはかるも、母のティーカップで意識を失うクリス。催眠術は嫌煙だけではなかった。意識を失わせる効力もあったのだ。手も足も出ないまま、クリスは沈んだ地に落ちる。


「クリス、あなたって素敵だったわ」

ローズの笑い声が聞こえる・・・



ここからは、完全ネタバレ。伏線を回収していきましょう!
↓↓↓


目が覚めると、椅子に縛られていた。
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目の前には鹿。鹿とクリスは同等という扱いですね。白人にとっての「悪」。


テレビから映像が流れる。邸宅の前で意味が分からないことを話す老人。秘密結社?凝固法?
よく見ればローズ家のメンバーじゃないか。話している老人はローズの祖父だ。
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「君も一員になるかもね」と言われてもクリスは茫然である。と、画面にティーカップが映る。またもや意識を失う。恐るべし、催眠術!!


その頃、クリスと連絡が取れなくなったロッドは警察に相談していました。
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ローガンの変わり果てた写真を見せ「性奴隷にされてんだよ!」と猛烈にアピールする。
緊張感の中の清涼剤、ロッドの行動は観ていてホッとする影役者。


ロッドの演説は空振りに終わり、警察が動かないと分かれば即行動開始。
クリスのスマホがようやく繋がると、出たのはローズ。「こちらに着いたけど、タクシーに乗って帰ってしまった」と機械的に話す。

「それより、あなた私の事が好きなんでしょ?ヤリたいんでしょ?」
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↓ロッドの返しに吹き出したわ(* ´艸`)
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ロッド、録音するはずが怒りで叩き切ってしまった。ローズが一枚上手である。相手の気持ちを手玉に取る、まさに魔性の女。
さあ、どうするロッド!!友を救えるのか?


やはりこの家族は異常である。
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目的を果たすため、家族それぞれに役割分断が敷かれているのだ。ここまででわかっているのは、ローズはハニートラップで標的を家まで連れてくる。母は標的に催眠術をかけ自由を奪う。



今回、クリスはめでたく標的にされたのですが、彼を落札した美術商ジムより「手術」の説明を受けます。
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端折りますと、優秀な黒人のボディと自分の脳をゴッソリ入れ替えちゃうわけ!
「君の目を通して新しい世界を見させてもらうよ♪」
盲目であるジムは喜びを隠せない。
「君は死ぬんじゃない。意識は底にあるから、見えるし聞こえるよ」

まさに地獄!
ローガンを思い出してみよう。
彼は白人の脳と入れ替えられクリスの前に登場した。不自然な行動は、まだ体に馴染めていないのと、ローガンの意識が残っていたから。


今から自分はジムの脳を移植される。
逃げようとしても例のティーカップが出てくるヨ(笑)
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催眠術って本当に怖いよね・・。

ところが。


クリスは催眠術の呪縛から逃れられるすべを得ていた!
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『伏線』
・執拗にカメラはソファーの綿を映していた。これをアメリカの歴史的背景と結びつけた監督は天才か?



催眠術にかかったフリをして、ローズの弟を撃退。
手術服に着替えている弟。
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そうです。手術を担当するのは父と息子なのだ。既にジムの開頭は済んでいる。あとはクリスを待つのみ。



息子の帰りが遅いので、廊下に出た父。
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クリスが手に持った「あるアイテム」で殺害されました。皮肉過ぎる結末!!



ティーカップを持たない母に至っては、たたのオバハンです。
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クリスのこの悲しい表情を見てください。酷い目に遭わされたのに憐みと憂いが滲んだ顔で息の根を止める。



階下で両親と弟が殺害された事を知らず、次のターゲットを詮索しているローズ。
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彼女が飲む牛乳(白人)と色とりどりのシリアル(有色人)は、混ざることなく口に運ばれている。
最期の最後まで社会風刺が効いてるな・・・。


↓↓↓
ここからオチです。
ラストを知りたくない人はゲットアウトでございます。



さすがに物音でクリスが逃亡したことを知ったローズ。銃を片手に追いかける。
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「おばあちゃん?」




召使いが??
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おじいちゃん?



召使いが??2回目
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クリスの運命について、やっぱり伏せときます。←やっぱ出し惜しみしたい(笑)
あ、ロッドが活躍しますよ!( *´艸`)

監督はエンディングを2つ用意していました。劇場版はハッピーエンド。バッドエンドは救われない。
『伏線』と書いた箇所は見事に回収されるので、ホラー映画の枠では収まらないほど脚本がしっかりしています。ここまでしっかりした内容だと、B級ホラー映画はやっぱり駄目だなぁと再認識ちゃうよ。


↓この予告編は結構ネタバレし過ぎと思うのよ~

テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

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