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『Hellraiser』

ホラー映画は、視聴者を怖がらせようと躍起になっている今よりも、こんな映画が撮りたいと自分勝手な思考で作られた作品の方が悪趣味で面白かったりします。
観客の嗜好に応えるというより、自分本位で好き勝手やってるからだろう。
けど、たいていは視聴者は置いて行かれ、虚しさだけが残ってしまうのです。


ヘルレイザー
ヘルレイザー
一度見たら忘れられないキャラクター、『ピンヘッド』が登場する本作。
「快楽の源となる苦痛、拘束と恐怖の下での道徳性」をテーマに掲げているので、さぞ痛ーい映像が繰り広げられるかと思いきや、結構地味でした。1作目だから様子見か?
残酷描写を抑えて、ストーリーをじっくり見せる映画。
原作者が監督としてメガホンを取っているので、先述したように、さぞ自分勝手な映画だと思っていたのに、意外と芯が通っていましたよ。





とある場所での出来事。
男が怪しげな箱を買います。
ヘルレイザー:トラップボックス

男はその箱<トラップボックス>のパズルを解こうとします。
なぜ裸、なぜロウソクという愚問は無しです。
ヘルレイザー:儀式
男はパズルを解きます(いとも簡単に)。
すると、どこからともなく鎖が彼を襲い、絶叫がこだまします。





数年後、ラリー夫婦が引越しの準備をしていました。
夫のラリーは、数年前から行方不明になっている兄のフランクに愛想を尽かし、彼が住んでいた豪邸に移り住もうとしたのです。もともとはラリーも住んでいた実家です。
ヘルレイザー:ラリー夫婦
家の中は荒れ、フランクが住んでいた痕跡がかろうじて残っているだけ。
妻のジュリアはこの家に住むのを躊躇していました。
何故なら、ジュリアとフランクは恋仲だったのです。不倫ってやつね。ラリーに内緒で密会をしていたこの家には、あまりにも思い出があるため気乗りしませんでした。
フランクはジュリアにも行き先を告げず、行方不明になってしまったのです。
しかし、渋々引越しを承諾、引越しの準備に取り掛かるのです。




ラリーには一人娘のカースティがいます。
可愛い
ヘルレイザー:カースティ
ジュリアは継母なので、同居を勧められるもカースティは遠慮します。
継母との関係は、いつの時代もどの国でも難しいものですね。
カースティは必ず家に遊びに行くと父に伝えます。




引越し当日。
張り切ったラリー。いきなり怪我をします。トロ臭そうだからな。
血がボタボタ落ちます。
ヘルレイザー:ラリーの怪我
二階にいるジュリアに助けを求めます。
その間も、ラリーの血は床にボタボタと滴り落ちます。床にね。




夜になり、その血がなんと、行方不明だったフランクを蘇らせたのです
ヘルレイザー:フランクの姿
なんと変わり果てた姿。しかも今までどこにいたんだあ、床下かぁ~って何でや!!
フランクのとんでもない姿を見たジュリア。愛する男が皮一枚て(汗)。
この間、ラリーは一階で引越し祝いパーティ。気が付かんのか。

フランクはジュリアに命じます。
「自分の姿を復活させるために、人間の血が必要だ」と。



姿は変われど、昔は愛した男。
ジュリアはフランクに言われるがまま、自分の美貌を武器に男を家へと誘い込みます。
ヘルレイザー:ジュリアの不貞


そんで、バッサリ殺しちゃいます。
ヘルレイザー:浮気男の最期





何人かの男を血祭りにあげ、そのたびにフランクに死体を差し出しすジュリア。
おかげで皮膚がちょっぴり元通りになってきたフランク。
調子に乗って、今まで自分がどうしていたのかを語りだします。武勇伝やな。
ヘルレイザー:フランク服を着る




快楽の扉へ通じる箱<トラップボックス>を手に入れたフランク。
パズルを解くと、異空間へと連れて行かれ、そこで激しい拷問を受けました。
快楽=苦痛という、とんでもない世界で散々身体を虐げられズタズタにされたのです。
ヘルレイザー:フランク逆さづり
おかげで復活したときには、皮膚はボロボロ、見るも無残です。
しかし、復活したことは異空間の住人には秘密にしています。
一度入ると逃げられない異空間に、フランクは戻りたくないとジュリアに語るのです。確かにね。




その頃、ジュリアの様子がおかしいことにラリーは薄々気が付き始めました。遅っ。
しかし、直接聞く勇気がないヘタレなラリーは、娘のカースティにジュリアの様子を見てきて欲しいと頼みます。



優しいカースティは承諾して家に向かいます。
そこに現れた叔父に絶句
ヘルレイザー:自己紹介
この姿で、こんなことを言われて誰が信じるのか。




逃げるカースティを追い詰めるフランク。
ヘルレイザー:姪に挨拶
間一髪脱出できたカースティですが、ついでにトラップボックスも拝借。なかなか抜け目がありません。



しかし気を失ってしまいます。



収容された病院でカースティは目を覚まします。
そして手に持っていたトラップボックスをおもむろに解きだします。いきなりどした!?
あ、それを解いちゃうとΣ(゚д゚|||)




ヘルレイザー:ピンヘッド
出たーーー!!
我らがピンヘッド様の登場でございます。
なんと素晴らしい造形でしょう


ピンヘッド様たちは「セノバイト」と呼ばれる魔導士です。
異空間という場所で、人間を快楽という名の苦痛を与える変態ご一行。




仲間もいます。


ヘルレイザー:チャタラー

ヘルレイザー:バターボール




カースティはボックスを開けたことを必死に謝ります。
そしてこのボックスは叔父のフランクから拝借したもので、自分の意思ではないと訴えかけるのですが・・
ヘルレイザー:フィメール
と、セノバイトの一人に言われ動転するカースティ。
叔父のフランクがいる場所に案内するからと、セノバイト達を説得します。何だかカースティの立ち回りが抜け目ない。




フランクがいる例の家にカースティは乗り込みます。
すると、父ラリーの様子が変。
何と!フランクはラリーを殺し、その肉体を奪っていたのです。
父を失ったカースティは悲しみのあまり、頬を引っ掻きます。
ヘルレイザー:顔が剥がれる
やっぱり簡単に皮膚が剥がれた。ははは・・。





顔が剥がれちゃったからジュリアも栄養にしちゃえ!とフランク(顔はラリー)は、ジュリアも殺しちゃいます。
ヘルレイザー:ジュリアの最期
やりたい放題な男やな。そろそろ例の御一行が来てもよさそうなんですが・・・








ヘルレイザー:見つけた
見つけたよ~、今までどこに行ってたのかな~?







結果・・・。
ヘルレイザー:フランクの最期
フランクは拷問の世界に再び連れ戻されたのでした。





ヘルレイザーはシリーズ化され、現在は7作品公開されていると思います。
この映画の一番の魅力、セノバイト(魔導士)たちの姿が本当に素晴らしいですよね。
機会があれば続編も紹介したいです。ピンヘッドたちの正体とか知りたくありませんか

どういう経緯で彼らが生まれたのか。
どこからやって来たのか。そして痛みの快楽とはいったい・・・。興味はあるが知りたくもないような(笑)

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テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

『The Devil Inside』

オカルトは嫌いじゃないです。



特に「神VS悪魔」なんて大・大・大好物♪




けど『エクソシスト』にあったような神VS悪魔という構図を描くより、今では悪魔祓いを売りにしているオカルト映画の方が多いかもしれませんね
今回の映画もそういう映画でした。



デビル・インサイド
デビル・インサイド




悪魔祓いとPOV方式の撮影法(カメラ目線での撮影)が合わさった、ヒット作の手法をパクッ印象がありますが、意外とすんなり見入ってしまいました。
ショックシーンもたま~にあり、ダラダラとした場面と緊張した場面の緩急はまあまあ良かったかと思います。
ノンフィクションを謳っていますが、誰が信じるのか。





この女性イザベラが主人公です。
彼女の母親にまつわる事件について映画撮影が始まります。
DI:イザベラ




イザベラの母、マリアです。
イザベラが幼少時の時の写真しかありません。
DI:イザベラの母
マリアは神父3人を殺害しました。
神父たちは、マリアに憑りついた悪魔を追い払うエクソシストの最中に殺されたのです。エクソシスト中って!
マリアは神父を殺害したことを自供。刑務所ではなくバチカン管理の精神病院に送られました。




それから20年後、娘であるイザベラは、母がどうして神父を殺害したのか、本当に悪魔が憑依していたのか真相を解明するため、映画撮影に協力したのです。

ドキュメンタリー映画作家と共に、2人はバチカンに入国後、神父の学校に潜入取材します。
DI:神父学校潜入取材
世界各国から、エクソシストの勉強のために様々な職種(神父や学者、医者)のメンバーが大勢授業を受けています。
悪魔に憑依されるということが果たして事実として証明されるのか、議論が交わされます。
イザベラの母は、医者たちが言うように精神を病んでいたのでしょうか。




バチカンに来たからには、母の見舞いにも行きたいとイザベラ。
厳しい監視下におかれた病院内での撮影許可はあっさりとOKが出ました。
20年振りの再会を果たす母娘。
DI:マリアと対面
担当医からは「あなたが娘だということも覚えていないかもしれません」と告げられましたが、イザベラは必死に母親に訴えます。
どうしてこんなことになってしまったのかと。

すると母親マリアの形相が変わり・・・


DI:マリアの形相
下くちびるにハッキリと逆十字架の傷が出てきたのです。




恐怖に震えるイザベラ。
そんな娘にマリアは「お前は罪を犯している」と言うのです。
イザベラは数年前に堕胎した経験がありましたが、誰にも告げていない事でした。
どうして母親がそのことを知っているのかわかりません。
しかし、20年振りの再会はとても悲しい結果となりました。




そんな母親の悩みに興味を示した神父がいました。
バチカンの神父学校の授業に出席していた若き神父のベンとデヴィッドです。
DI:ベンとデヴィッド

彼らははっきりと「母親には悪魔が憑依している」とイザベラに言います。
とまどうイザベラですが、実際のエクソシストを見るとわかると、ある場所に案内されます。



後日、悪魔に憑依された少女に立ち会います。
ベン達は、バチカンに禁止されているエクソシストを独自に進めていたのです!!勝手なことして叱られんぞ!
DI:ありえない格好
少女の体は、ありえない形で歪み、激しく抵抗します。
イザベラも作家も激しく動揺。
目前で暴れる少女が、精神を病んでいるとはとても思えないのです。
はっきりと悪魔の存在を感じたのでした。





イザベラはベン達に母親を救って欲しいと頼みます。
ベンは快諾しましたが、デヴィッドは気が進みません。隠れておこなっているエクソシストがバチカンにばれると、職を失う危険性があったからです。(今さら?)
しかしイザベラの必死の願いと、ベンの「バチカンを変えよう」という説得により渋々承諾。




そしてマリアのエクソシストが始まるのです。
DI:マリアのエクソシスト
しかし、エクソシストは失敗です!
一度の悪魔祓いで悪魔が追い払えるわけではありませんが、マリアの体には4体の悪魔が憑りついており、とてもベン達の手には負えない状況でした。




失意のまま、イザベラたちは病院をあとにします。
ところがデヴィッドの様子がおかしいのです。どうやらマリアに憑りついていた悪魔の一体が、デヴィッドに憑依してしまったようです。
そしてイザベラたちの目前で自殺!!
DI:デヴィッド自殺
ちょっとショッキングなシーンでした。びっくりした



イザベラは失神してしまいます。
ベンたちは病院に搬送しますが、目覚めたイザベラに異変が・・・。
DI:イザベラに異変

・・・結末は・・・DVDで鑑賞してみてください






人々は、名作『エクソシスト』から30年以上経ってもオカルト好きなのね。

本作のエンディングはバッドエンディングですが、別に心が不快になることはありません。
POVの割にどこにいようが、ベストポジションでカメラが回るというのが、不自然で逆に萎えました
おかげで画面酔いしなくて済んだ。

だからといってこの映画の評価が上がったわけではないです。

そうなると『REC』はよく出来た映画だったんだなーって思いますね。



テーマ : ホラー映画
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