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ホラー映画『ゾンビ特急”地獄”行き』

なんちゅう邦題!!
ゾンビ特急地獄行き
スカパー!に加入している我が家では、ホラー映画を観る機会に恵まれています。レンタルしてまで観ようとは思わない珍作とかを、たま~に放映しているので、スカパー!はなかなか侮れませんね。
本作の存在は、実は昔から知っていたのですが、理由はその陳腐な邦題のためです。ゾンビって言ってるけど、これはゾンビなのか?みたいな・・・。
なのに出演しているメンバーは豪華と、どういったオファーだったのか首をかしげます。
イギリスとスペインの合作であり、1973年という古さを持ちつつも、まあテンポが良いのであっという間のエンディングです。しかし面白いかと言われると、ダメです(笑)




英国地質学会中国探検隊のサクストンは、満州の洞窟で世にも奇妙な化石を発見します。
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化石と共に、猿のようなモノがいます!サクストンは、これは大変な発見だと、シベリアに持って帰ることを決意。シベリア行の列車に乗り込むのです。



駅では、化石を収めた箱のまわりで不審死が発生したりと、不穏な空気に包まれますが、サクストンは気にしてません。
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化石を乗せる作業を見ていた医者が1人。「おお、また学会への発表ですかな?」
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サクストンはその言葉に大した返事もしなかった為、この医者は汽車の荷物係に金を掴ませ、箱の中身を調べるように命じるのでした。



夜、荷物係が箱のネジを緩め、覗いてみると・・・。
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わけのわからんモノに睨まれて、血を吹きだして死んじゃった!



どうやら、化石に引っ付いていた猿が赤く光る眼で荷物係を殺害した模様。
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自分で鎖を外して脱走しちゃいます。


荷物係が行方不明になり、同乗していた鉄道警察に尋問されるサクストンは、渋々箱を開けます。
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あ、荷物係が箱の中に!バケモノはご丁寧にも箱の中に死体を隠したんですね!



話は逸れますが、汽車の旅というのは優雅でいいですね。
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ちょっと憧れちゃいます。酔いそうだけど・・・。

走る列車では、また1人何者かに殺されてしまいます。

緊急で医者が死因解明のために、頭を開いてみると・・・。
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「赤ちゃんのお尻」という例えをしていましたが、脳にシワがありません。ツルツルの脳なのです。いったいどういう事なのでしょうか。


意外と早くにバケモノ登場。
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普通の着ぐるみに見えますが・・・。


バケモノはあっさり警察に逮捕されちゃいます。女性を1人救えませんでしたが解決です。
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バケモノを射殺した刑事も危うく殺されるところでしたが、何とか無事だったようです。
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ところが・・・どうも体の調子がおかしいのです。左手に違和感が・・・。



サクストンと医者は、バケモノの目に着目します。顕微鏡でその細胞を覗いてみると・・・。
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なんと、最後に射殺した刑事の姿が写っているではありませんか!刑事どころではありません。過去の恐竜、果ては宇宙から見た地球までもが細胞に転写しているのです。
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どうやらこのバケモノは何千年も前から地球に存在しており、それを目から脳に焼き付けている模様です。ですので、殺された死体の脳は記憶を抜かれ、ツルツルだったというのです!

苦しい説明だ・・・。

列車内で殺人が起こり、犯人がバケモノだという事は、車内に客には内密なのに、もうバレでます。
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美しい伯爵夫人は、サクストンに興味があり、つきまといます。サクストン自身もまんざらでもないようですが・・・。


勘のいい人はお気づきでしょう。バケモノはすでに刑事に乗り移っています。
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客が「列車を止めてくれ」と懇願するものの、そんな事したら「殺す」とムチャクチャです。


刑事(バケモノ)の当面の厄介者と言えばサクストン達です。いろいろと探りを入れる刑事。
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サクストンは「バケモノはまだ生きているだろう」と断言。刑事は殺す事を考えます。



そんな列車を止めた人物が出てきます。
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テリー・サバラスだ!久しぶりに見たよ~!相変わらずインパクト大な顔だな。サバラスがどういった者かはわかりませんが、部下を連れて列車に乗り込み、傍若無人の振る舞いです。


そんな彼を見て
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サクストン、素敵だ・・・。


例の刑事も尋問されます。そりゃそうだ、死体がどんどん増えているのだから・・・。そんな刑事を救ったのが、ずっと怪しかった神父!この神父、神を崇めているのに、すっかりバケモノの虜なんです。
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一生ついて行く♪と、刑事をずっと追い回していたのです。


刑事は射殺されますが、その時にこの神父に乗り移ります。神父、感激!

そして殺す殺す殺しまくりです!
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テリー・サバラスも死んじゃった!あんた、何しに出てきたの!
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サクストン達はバケモノを追い詰めます。
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追い詰めたバケモノの言葉が「逃がしてくれ」ですからねぇ・・・。腰抜けです。

もちろんそんな言葉に賛同するサクストンではありません。怒り狂ったバケモノは、死体を甦らせると最後の攻撃に出ます。うわー、最後尾の貨物車に逃げろ~!!


そして運悪く、モスクワより「列車のポイントを変えろ」との指示が。
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変えた先には、断崖絶壁です。ああ、列車は落ちちゃうのか!?


あ、落ちた。
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貨物車との連結部を間一髪切り離していたサクストンたち。
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バケモノと死体(ゾンビ?)たちは哀れ炎の渦に巻かれて死んじゃったとさ。

★★★★★★★
おお、なんだこの珍作は・・・。
面白くないわけではないけど、心惹かれる事もなく、あっという間に観終わってしまいました。クリストファー・リー、ピーター・カッシング、テリー・サラバス・・・。こんな濃い面々が登場して、バケモノ退治に勤しむ姿は、下手すれば感動するんですけど、バケモノの目的が薄っぺらい!しかも、このバケモノは仲間がいたのに見捨てられたみたい(笑)
自分も宇宙に帰りたいよう・・・って殺人を犯していたのはどうもおかしな話です。風景や列車内の緊張感はまずまずだったので、惜しい作品かもしれません。
しかし、ゾンビって邦題を付けてるけど、甦るだけでゾンビって・・・。定義が変じゃないですか??
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読書感想文「十角館の殺人」

読書感想文を書くなんて久しぶりです。


備忘録程度の感想文ですので、ネタあかしは一切致しません。
しかも、私が読む本はミステリー及びホラージャンルです。
冒険活劇、恋愛小説、歴史物・・・。読みません。

そりゃ、小さい時に読んだ渡辺淳一シリーズは衝撃でした(母親がたくさん持っていた)
けど、やっぱり自分のジャンルじゃないような気がして・・・。いずれ読むときがやって来ると信じて、今は活字慣れしていきます

評価は5段階(☆の数で決めます)。
・読みやすさ
・恐怖度
・大どんでん返し度
・感動度
・総合評価

以上の5つの項目について評価させて頂きます。

ちなみに、私は小説に関してはホラー映画と違い、かなりの素人です。作者や作品を傷つける誹謗中傷は一切致しません。純粋に作品を読ませていただきます。

記念すべき第一回作品はこちら
『十角館の殺人』
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『十角館の殺人』(じゅっかくかんのさつじん)は、推理作家・綾辻行人のデビュー作品である長編推理小説。1987年に出版され、「館シリーズ」の第1作となる。日本のミステリー界に大きな影響を与え、新本格ブームを巻き起こしたとされる。この小説の登場を期に、本格ミステリ界では「綾辻以降」という言葉が使われるようになった。
-wikipediaより抜粋-

綾辻行人という作家は、名前は知っていました。綺麗な名前だなと思ってましたけどね。ミステリー作家なんですね。

<あらすじ>
1986年3月26日、大分県K**大学・推理小説研究会の一行は、角島(つのじま)と呼ばれる無人の孤島を訪れた。彼らの目当ては半年前に凄惨な四重殺人事件が発生した通称・青屋敷跡と、島に唯一残る「十角館」と呼ばれる建物である。彼らはそんな島で1週間を過ごそうというのだ。
一方その頃、本土では、研究会のメンバーに宛てて、かつて会員であった中村千織の事故死について告発する怪文書が送りつけられていた。怪文書を受け取った1人である江南孝明は、中村千織の唯一の肉親である中村紅次郎を訪ねる。


帯にある「”たった一行”が世界を変える」という紹介は、あながち間違ってはいません。ところが、私はそれをスルーしておりました。気が付いてなかったというわけです。つまりは、騙されたということですね。
いやあ・・・結構しっかりと読んだつもりだったけど・・・逆にそれが騙される要因となってしまった。
犯人は見当が付いてました。もちろん、正解でした。
が!

その一行ですべては根底から崩れ去ったのですね。私の推理は・・・当たったようで実はハズレていたのです。ま、負けました
ただ、犯人の動機がちょっと弱いと思いました。それだけであんな大それた事をするのかねと。本人にしてみれば動機に値するのかな?

・読みやすさ
★★★★☆
・恐怖度
★★☆☆☆
・大どんでん返し度
★★★★★
・感動度
☆☆☆☆☆
・総合評価
★★★★☆


第二回の読書感想文はこちら
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ホラー映画『13日の金曜日PART2』

初めまして!Jason Voorheesです!
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私が初めて「13日の金曜日」を観たのは、忘れもしない子供の頃の金曜ロードショーでした。しかも8作目である、「ジェイソン・NYへ」でありました。いつもの怪力パンチで、頭を吹っ飛ばしていたシーンは笑えます。あの時代は普通にホラー映画をバンバン放送していて、子供たちをトラウマのどん底に叩き落としたものです。良き時代でした。ホラー映画を観たところで、私は立派に育った(たぶん)。けど、本作ジェイソン・ボーヒーズは立派には育たなかった・・・。育ったのはその巨大な体と母親への異常な愛だけだったようです。


PART2では、親切にも前作のおさらいをしてくれるんです。
前作唯一の生存者アリスは、悪夢にうなされる日々・・・。この夜も禍々しい13日の金曜日の惨劇を思い起こさせます。
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前作の若者虐殺の犯人はボーヒーズ夫人。一人息子のジェイソンを亡くし、気が狂ってしまった夫人の悲しき終焉は、アリスによる首チョンパで幕を閉じたのでした。
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そして、クリスタル湖に逃げ延びたアリスにジェイソンの姿が・・・!
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ここまでが前作までのあらすじです。10分近くかけておさらいをしてくれるので、とても親切な続編です。

悪夢から飛び起きたアリスは、冷蔵庫を開けてみると・・・。

ちょっと原型は留めていないけど、ボーヒーズ夫人の首が!!
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正当防衛とはいえ、自分がハネた首が冷蔵庫にあって、アリスは絶叫します。


そのアリスの頭にアイスピックを刺し込む黒い人影が。
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その後、アリスは行方不明となってしまいます(いやいや、こんな事されたら普通死んでるでしょ!)。大量の血痕を残して・・・。



5年後・・・。皆が、クリスタル湖で起こった惨劇のことなど忘れてしまったある日、この忌々しい湖のキャンプ場に再び若者たちが集まります。
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指導員2人を含めて、10数人の若者が指導員候補生として研修を受けにやって来たのです。彼らが今回の獲物と言っていいでしょう。



教える指導員もイマイチというか、カップルだったんですね。生徒を放ったらかしでイチャイチャ、チュッチュッするなんて、こいつらも殺されてしまって当然です。
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ところが、女指導員が主人公だったんですね。どんな活躍をするか楽しみです。



夜になり、キャンプファイアをするメンバーたち。こんな時は怖い話をするのが一番です。
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話すことはやっぱり、5年前にこの湖で起きた惨劇の話でしょう。生徒、ビビリ過ぎ・・・。アリスが行方不明になったのは、ジェイソンの仕業かもねと、あくまで噂話だと指導員は締めくくります。



ところが惨劇は始まっていた!
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町のおせっかいジジィが、忠告しに来たのもつかの間、アッサリと殺されちゃった!


翌日、「例の湖に行ってみましょう」と言うバカップルが出てきます。
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こういう事を言うやつはたいてい死にます。が、今回は警察に見つかり御用。忌々しい事件だったため、巡回パトロールを欠かさない警察。



「むむ、怪しい人影!」
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さてはまた、さっきの若者たちだなと、警官は追跡します。こういう時の警官もたいてい死にます。


あ、なんか小屋を発見した警官です。それにしても汚い小屋だな。
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そして何かを発見する警官。

しかし、その後ろには・・・。


ほら、ヤラれた・・・。
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合掌。

そのころ、若者たちは、研修前の最後のバカ騒ぎとして、湖から離れたバーで飲み明かします。もちろん居残り組はいます。指導員2人はバーに向かいます。ま、車の運転がありますからね。

と、言うことは残された若者が・・・。


あちゃー・・・。
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どんどん殺されちゃうよ。


主人公、シェリーは酒を飲みながらもジェイソンの事を思い出します。やはり彼は生き抜いており、森のどこかで成長し、何かをうかがっているのではないかと。
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彼氏や生徒は「んなことはないぜー!」と茶化します。ま、ジェイソンはいるんですけどね(キッパリ)。


生徒が車椅子の障害者だろうが容赦しません。
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バタバタ殺されちゃうよ。シェリーたち、早く帰ってやれよ!



逃げた先にも死体がデロ~ン・・・。
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コンニチハ、僕ガ、ジェイソンデス・・・。
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この時のジェイソンはズタ袋を被っているのですね。片目しか見えないのがキュート♪



キュートなのは行動も同じ。
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金攻撃に思わずスッテンコロリン。微笑ましいです。


バーから戻ってきたシェリーもジェイソンと対峙、命からがら逃げるものの、運悪くたどり着いた場所が・・・。

例の小汚い小屋でした。
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おお、ミイラ化したボーヒーズ夫人が鎮座してます。傍らには死体がゴロゴロ。警官の死体まであります。あ、よく見ると、頭にアイスピックが刺さった白骨死体があります!これはきっと5年前に殺されたアリスですね!きっと母親の復讐のため、アリスを殺しにきたんでしょう。

ツルハシを持ったジェイソンはすぐ後ろに迫ってきています。どうするシェリー!



「もう終わりましょう、ジェイソン」
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「え、ママン?」
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なんと、シェリーはボーヒーズ夫人になりきり、ジェイソンの攻撃をかわす事に成功!唯一の母親が目の前にいると信じた純粋なジェイソン・・・。


シェリーの攻撃がジェイソンにヒット!
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「あー、騙しやがったな!」

こうしてジェイソンを倒したシェリーですが・・・。


やっぱりこういうオチなのね・・・。
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「騙し討ちしやがって!コノヤロー!」
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ジェイソンの素顔が拝見できる最後となりましたとさ。

★★★★★★★
プロローグは大変良かったのですが、どうも緊張感に欠けるダラダラが最後まで続きます。
主人公や若者たちには申し訳ないけど、ジェイソンに同情してしまう本作。ジェイソンの象徴でもあるホッケーマスクがないので、ズタ袋から覗く目がなんとも言えなくて・・・。
注目の殺害シーンも、これといって目を引くものはなし。どうやら前作で活躍したトム・サヴィーニ様が別映画の為に、オファーを断ったとのこと。一作目の方が、よりリアルでより破天荒な死に方だったのに残念ですね。
ホラー映画の金字塔と呼ばれるシリーズですので、私はこれからも観続けることでしょう!

ホラー映画『クロユリ団地』

前田敦子の過呼吸が観れます。
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「リング」の中田秀夫作品です。そしてW主演として前田敦子と成宮寛貴を起用。大きな期待はしていなかったのですが、会社で本作を観た人が「ムチャクチャ怖かった!」とガクブルしていたので、こりゃイケるかもと観賞しました。
結果・・・これは怖くないです。幽霊とかホラーとかを前面に出さず、前田敦子自身の恐怖を伝えたかったようですが、ちょっと物足りない説明かも・・・。
そういう事で、今回のレビューは、私の意見をバンバン反映させていきます。




クロユリ団地と言うだけありまして、舞台は古い集合団地です。
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私も昔は巨大な団地に住んでいました。いろんな人が住んでいたので、雰囲気はとてもわかります。


主人公の明日香は、家族(父・母・弟)の4人で引っ越してきました。母親に頼まれて、隣人に引っ越しの挨拶をしてきてと頼まれます。この時に、どうして娘にその役目をさせるのだろうと思いましたが、実はこれが伏線だったとは!
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何回も呼び鈴を鳴らしますが出てきません。仕方なく、明日香は立ち去ろうとすると・・・ドアが開きました!
「隣に引っ越してきた者ですが・・・」と声をかけた瞬間、ドアはバタンと閉じられます。印象が悪いお隣さんです。



明日香の両親です。西田尚美ってホラー映画の常連なのかな。「サイレン」にも出演してませんでしたか?
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団地内にある砂場で1人あそぶ少年、ミノル君です。
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最近の子役は、表情の表現が上手ですね。明日香はこのミノル君が気になります。幼い弟と年齢が近いからでしょうね。



福祉の専門学校に入学した明日香。ところがクロユリ団地に住んでいると言ったとたん、同級生がこの顔
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どうやらいわくつきの団地のようですね。



また1人で遊んでいるミノル君。
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明日香はミノル君と少しずつ会話をするようになりました。話してみると意外と素直な少年です。どこに住んでいるかと訊ねると、「おじいちゃんと一緒」と言います。指差した場所は、明日香家族の隣の部屋です。
「え・・・」っとなる明日香。隣に住んでいたのはおじいちゃんだったのね・・・。

毎夜、明日香の部屋からガリガリと音がします。引っ越し当初からの音でしたが、どうやら隣人が音を鳴らしている模様。そのおじいちゃんが壁に何かしているのでしょうか。


家族に聞いても隣のおじいちゃんの姿を見てないというので、明日香は意を決して訪問。家宅侵入罪で捕まるぞ!
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あちゃー・・・。死んでる!


警察の調査で、事件性はないということでしたが、明日香はおじいちゃんの死に方が気になります。だって爪が剥がれるほど壁を掻きむしっていたのですから。

身寄りのないおじいちゃんの部屋を片づけにやってきた業者。
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もう1人の主人公、忍が明日香を見て心配します。
「関わらない方がいい」と明日香に忠告します。


余談ですが、業者の1人が柳ユーレイだった。
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存在自体、ホラーな稀有な人。


明日香のもとに、おじいちゃんがやって来ます。
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「お前も死ぬ」
などと言われ、発狂寸前の明日香です。


憔悴した明日香にさらなる恐怖が。
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家に帰ると家族がいません。家具も荷物も一切なく、自分の部屋しか残っていないのです。半狂乱で忍に連絡を取る明日香です。
忍は急いで明日香宅に向かうのですが、意識が朦朧としている明日香は、隣のおじいちゃん宅にあがりこみます。



あ、おじいちゃんがいます!
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目が白いです!明日香に襲ってきます!
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気絶する明日香・・・。



実は、明日香の家族は10年以上前に事故で死んでいました。
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唯一生き残った明日香は、叔父夫婦に育てられたのです。


そう、私や明日香が見ていたのは、明日香の幻想だったのです!!
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忍も明日香のもとに駆けつけ、ようやく明日香の心の闇を知ることになります。明日香は叔父夫婦のもとを離れ、1人クロユリ団地に越してきたのですね。気持ちを切り替えての新生活でおじいちゃんの霊に襲われたということです。

明日香は自分がバス旅行をせがんだせいで、家族が死んでしまったとずっと後悔していたのです。その後悔が彼女をずっと縛り付け、いないはずの家族の幻想を作り上げていたのでした。
だから、最初の引っ越し挨拶も両親ではなく、明日香自身が行ったんですね。


明日香の心の拠り所であるミノル君にも危機が!
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一方、忍にも暗い過去があります。
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運転していた車が事故を起こし、助手席の婚約者が昏睡状態なのです。自分のせいで愛する人を失うという点で、明日香と忍は共通の苦しみを抱いていたのですね。


いよいよ明日香の状態も深刻化し、忍は霊能者の野々村を連れてきます。
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あ、手塚理美だ!男女7人秋物語では好きでした。

脱線しましたが、ここで恐るべき事実が!!
なんと、おじいちゃんの霊を除霊したまではよかったのですが、本当の元凶が別にあるというのです。
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ミノル君、じつは死んでいたんですね。友達とかくれんぼをしていてごみ収集ボックスに隠れたものの、業者がそれに気が付かず、そのまま焼いてしまったとのこと。


この部屋を出てもミノル君は付いてくる。自分で現状を打破しなくてはならないとのこと。
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身も心も精気を失った明日香。お隣のおじいさんも、こうやってミノル君と遊んでいたら死んじゃったんですね。



野々村の除霊が始まります。
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厳かな雰囲気とは裏腹に、祈祷の言葉とか言い回しがプッと笑えてしまう内容です。こんなので除霊できるのかな。


明日香のもとにミノル君がやって来ます。
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「今日も遊ぼうよ~」
「無理、ミノル君、あなた死んでるんでしょ」
扉を挟んでの押し問答が続きます。ミノル君は、明日香の家族の声色を使って騙そうとします。

「明日香、お父さんだよ、開けてくれよ」
「明日香?どうして開けてくれないの?」
「お姉ちゃん、開けて!」
明日香の自制心が崩れそうになった時、忍は明日香の顔を引っ叩きます。わんわん泣く明日香。耐えろ!明日香!

ところが、ミノル君は別の手段に出ます。
忍の婚約者の姿に変わり、忍を責めます。
あっさり扉を開けた忍。


「手間かけさせやがって!このやろう!」
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ミノル君の力は強かった。
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野々村もミノル君の前に力及ばず死亡。


邪魔ばかりする奴はこうだ!と、忍を床に引きずり込むもぐら作戦だ!
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床の下には、ミノル君の焼死体が・・・。
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哀れ、忍は焼き殺されてしまいます・・・。
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一方、明日香はすっかり狂ってしまい、叔父夫婦と共にクロユリ団地を去るのでした・・・。
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★★★★★★★
久々の邦画ホラーだったのでビビるかなと思ってたけど、ちっとも怖くなかったです。
会社の人が怖いと言っていたのはどの場面だったのか、後で問いただすと「前田敦子がおかしくなった所」って、ほとんどの場面がそうなんですけど!確かに前田敦子の過呼吸過ぎる演技には、脱アイドルの片鱗が見えなくもありません。
とにかく!ミノル君の呪いによって、もともと不幸だった明日香がさらに不幸になるっていう、それだけの話です。やたらめったら呪い殺すミノル君は、無関係の人まで殺しているので、5歳児の駄々っ子さにしか見えません。映画版とTV版とではそこが違うみたいなんですけど、それでもねぇ・・・。
よく似た作品で「仄暗い水の底から」がありました。私は、断然あちらをおススメします!



ホラー映画『マカブル 永遠の血族』

インドネシア万歳!!
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少し前から、東南アジアにおけるホラー映画マーケットは格段にに進んでいると思われます。本作はインドネシア制作であり、世界からの圧倒的支持を受けました。楽しみにしていた私も拝見しました。うーん、素晴らしい。ベースは「悪魔のいけにえ」ですが、ストーリー的には「屋敷女」と一緒(笑)
一緒ってことは・・・そうグロいです。耐性がある人は平気のグロ度。ダメな人は屋敷女同様、拒絶反応を起こすと思われますね。




冒頭のモノクロフィルム・・・。この兄妹は誰でしょう。後ろに母親らしき人物が立っていますが。
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ところ変わって・・・。
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熱い兄妹ケンカ中の2人。兄アジと、妹ラディアは両親が事故で亡くなってから不仲です。一緒に暮らそうと提案する兄の言葉を素直に受け入れられないラディア。
そんなアジには妻がおり、もうすぐ出産を控えています。アジ夫婦はオーストラリアでの出産を希望していて、今夜インドネシアを発つことになっていたのでした。兄との確執はあるものの、義姉のアストリッドの事は気がかりなラディアです。本当は心根が優しい子なんですね。



アジ夫婦を空港まで見送る友人たちと同伴したラディアですが、大雨の走行中に女性を轢きそうになります。
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ずぶ濡れで強盗に襲われてしまったと言うこの美女を、メンバーは気の毒だからと家まで送る事になります。ラディアはこの女性の雰囲気に違和感を感じますが黙っていました。


家まで送り届けたのに強引に母に会ってくれとせがまれた一行。渋々邸内に入ると・・・。
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女家主、ダラがお出迎えです。顔が怖すぎます。常に首を傾けて話す仕草に、メンバーはビビリ気味。助けた女と年齢差が変わらないのも不審です。


ダラはアストリッドの姿に興味を示します。
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そして食事を一緒にどうぞと、半ば無理矢理にメンバーを招待するのです。


ダラには息子がいました。イケメンなんですが無口で無表情。この家族はクセがあります。
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ラディアに並々ならぬ興味を示しているのがさらに怖い・・・。


そしてもう1人、巨漢デブの息子まで。
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ん?もしかして冒頭の白黒フィルムの子供たちって・・・。



想像通り、食事には睡眠薬が入っており、ラディアたちは深い眠りに落ちてしまいます。
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黙々とダラの言う事をきく息子たち。


一方、ダラが執着していたアストリッドですが、仲間が襲われ始め半狂乱のまま部屋に閉じこもります。
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あれ・・・このシーン「屋敷女」と一緒ではないですか?


閉じこもってもね、やっぱこうなるよね~。
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睡眠薬から目が覚めたラディア達ですが、体はロープでグルグル巻きにされています。一服盛られて「やっぱここの家族は変だった」と互いに罵り合う始末。親切心が仇になったのは仕方ないですよね・・・。
部屋の扉から見える光景はと言うと・・・。
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仲間が台に寝かされています。そばには巨漢デブが。エプロンもしてるし最悪の状況だと感じたラディアです。



予感は的中し、哀れ仲間は生きたままチェーンソーで首斬り!!
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絶叫とチェーンソーの唸り声は、美しいメロディでかき消されます。それがまた一層怖い!



この辺りは「悪魔のいけにえ2」っぽいですね。
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溢れ出る血の量は素晴らしい・・・。


巨漢デブは解体し始め、いらないモノはポイッ!
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この辺りは「ホステル」の掃除人みたいです。

必要なモノは発泡スチロールに詰め込みます。なんだろう?
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続いてラディアの番です。絶体絶命のピンチですが、主人公なので反撃に出た後、仲間も救出して脱出です。
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その頃、例の発泡スチロールを引き取りに来たご婦人がいます。ダラの娘が対応しますが、これってもしかして臓器売買ってことか?
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いつもはダラが応対していますが、今夜は待望の妊婦がいるのでそれどころではない模様。



アスタリツドも促進剤を飲まされているので、破水してしまいます・・・。
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扉の向こうでダラは「頑張って産みなさい」と微笑むのです。

力の限りを振り絞り、アスタリッドは出産します。

ダラは新生児を奪い、赤ちゃんを諦めなさいと告げるのです。
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そんな母親はいないと、アスタリツドはダラを追いかけますが・・・。


アジの目の前で息を引き取ります。首に髪飾りを刺されてしまったのです・・・。
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「私たちの子はね・・・男の子だったわ・・・」

アスタリッドの最期の言葉に胸を詰まらせるアジ・・・。どうしてこんな目に遭わなくてはならないのでしょうか。

屋敷から逃げ出したラディア達ですが、やっぱり捕まっちゃうのです。けど、1人が機転を利かせて警察を呼んでいました。
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ところがこの警察の無能ぶりには笑えてしまいます。上司の顔を見た瞬間「死亡フラグ発動だな」と確信(笑)


刑事の1人が邸内を散策していると写真を見つけます。
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ダラの写真ですが、日付がなんと1889年となっています。
ダラは120歳超えのスーパーおばあちゃんだったのです!


秘密を知ったからには生かしてはおけないと、ブチブチと殺される刑事たち。何しに出てきたのやら。
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しかし血の量はさらに増し、映画が血しぶきで赤く染まります。


刑事たちを壊滅させたものの、ダラも痛手を負いました。なんと娘が刑事に撃たれてしまい虫の息に!
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「ああ、私のマヤ・・・」と娘を抱きかかえたダラは、そのまま娘の首を捩じります・・・。怖っ・・・。


なんだかんだと、巨漢デブを倒したラディアは、アジと再会!傍らには死んだアスタリッドと産声をあげる赤ちゃんが。
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ラディアは誓います。この子のためにも、絶対にこの屋敷から脱出してやると。しかし、この写真はなんでしょうか。ダラ一家の犠牲者のように見えますが・・・。


ハンサム息子は、ダラの指示に従い、ラディアとアジの首を取りにやって来ました。
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強い強いハンサムですが、ラディアが火だるまにしてやりました。ラディア、強い!

と、思ったら、ケロイド状態でハンサムは襲ってきます。

アジとラディア、2人で力を合わせて首をねじ切ります・・・。
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もはやどちらも凶暴過ぎて、ついていけません(笑)


屋敷内は血だらけ、臓器だらけです。この仲間のハゲくん、最後まで生き残っていました。
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こいつのせいで、仲間が死んでしまったというのに・・・。

ラディアは戦意喪失の兄を残し、日本刀を片手にダラを捜します。
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これまでラディアもボコボコにされているので、目は腫れ、血だらけです。もはや血を流していないのは誰もいないのか。


ハゲくんの末路・・・。ラディア絶句!
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どこかでチェーンソーの音が聞こえます・・・。



「あなたたちが食べた料理・・・美味しかったでしょ?」
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赤ん坊をよこせとダラはラディアを襲います!


果たしてラディアは助かるのか?
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赤ん坊は誰の手に・・・?

★★★★★★★
凄い迫力の映画でした。
屋敷女そっくりで笑ってしまいましたが、異常さは劣るかな。けど血糊の量では負けていませんね。鬼畜一家VS若者の対決は、一方的にはならず、どっちも多種多様な武器で戦います。それが飽きさせないのかもしれません。人肉を売りさばいて、余ったのは食べていると思われるダラ一家。長寿の秘訣はそこにあるのでしょうか。しかし、ダラがあそこまで赤ん坊にこだわるのだとすれば、きっと赤ん坊が若さの秘訣なのかも?
一家の独特さに、私はすっかりこの映画の虜になりました。もう一度観てもいいかなと思わせる、力量と迫力はインドネシアホラーの未来が明るい事を象徴しているかのようです。
ちなみに、いろいろと謎が点々と散りばめられていますが、回収はほとんどされません。そういうのも味があってよろしいです・・・。


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