ヒャッハー!相変わらずスタイリッシュなパッケージ。
DVD化された日本では「マニアック2000」として発売されました。私は「2000人の狂人」のイメージだな。
今観ると大したことはないけど、当時は衝撃だったのは間違いない。
グロ映画の始祖らしい、けど軽いテンポの血みどろ映画です。終始、南部のカントリーミュージックが流れる本作。
血みどろとカントリー・・相反する描写が感覚を麻痺させるんだな。
北部からの旅行者4人が、誤った道に誘導されるシーン中もカントリー!
途中から観た人は、ただの楽しい旅行ドライブだと勘違いする。
「ヒャッハー!」誘導した南部の人間は大喜び♪
ストーリーは超絶簡単でして、北部から来た人間を南部の人間がある町に誘導するだけ。
誘導してどうする?
楽しい祭が待ってるのさ♪ヒャッハー!その町の名前はプレザント・ヴァレー!
100年祭が開催中!めでたいね!ヒャッハー!
時を同じくして、別の車も誘導されました。今度は2名です。
実はこの2人は赤の他人。車が壊れてしまった教師のトムがヒッチハイクしたのです。乗せた美女はテリー。
先ほどの車と同じようにプレザント・ヴァレーへと誘導されちゃうんだけど、少しだけ不安感を醸し出します。ここが生死の分かれ道だよね。少しは疑わないとさ。
先客がプレザント・ヴァレーに到着。
見て下さい、凄い歓迎ですよ。町長みずからお出迎えだ。南部の旗を振り、北部の旅行者をギラギラした目で見てる。
先客は2組の夫婦。
異様な歓迎ムードだから、怪訝な顔だよ。町長はそんな彼らを「どうぞ2日間楽しんで!」と放そうとしない。
なんたって北部の方々は主賓なんだから、飲み物も食べ物も宿泊代だってタダ!
ほぉ~となる4人。
そこに遅れてやって来たトムとテリー。
町民はさらにヒートアップで迎え入れる。ヒャッハー!
合わせて6人は改めて町長からの説明を聞く。
「100年祭に相応しい主賓があなた達なのです。どうかこの町で心ゆくまで楽しんでくれ」
半ば強引に近い状態でホテルへと案内される6人です。
皆、各々目的地に向かっているはずだけど、少しくらいならという心の緩みが最悪の結果を招くことに。
静かになったストリート。
南部の人間が6人ゲット出来たことに大喜びです。
北部の者を「ヤンキー」と呼び、歓迎ムードとは無縁な会話をしています。
今宵はバーベキューパーティがあるとのことで、それまで6人は各々の部屋で過ごす事に。
バーベキューの具材が必要ですね。
南部のマッチョマンに言い寄られた北部女。良い雰囲気の途中でいきなりナイフで指を切られる。
「ちょっとアンタ!なにすんのよ!」
と言い終らぬうちにその指をチョンパされるっ!
南部男はヒャッハー!
北部女は絶叫!
これは治療が必要だと連れていかれたのは町長室。
無理やり台に寝かせられ、治療どころか斧を振り上げる町民!
ヒャッハー!どうやらバーベキューの具材がゲットできたようです。
よかったね!
よもやそんな出来事が起きていようとは思わない他メンバー。
教師のトムはその知識を活かして、町民に探りを入れたみたい。
ところが町民は祭の事も、主賓の彼らについての意味も話そうとしないらしい。ちょっとおかしくないか?とテリーに言う。
「100年前に何があったか知ってるだろう?」
「たしか
南北戦争があった年ね」
「我々北部に負けた南部の者が、果たして歓迎するだろうか」
その夜。
バーベキューパーティが始まりました。北部メンバーもその場にいますが、ただカントリーを聴かされるだけ(笑)
目の前に焼かれるは明らかに腕なのに、北部メンバーも少しは気が付け!
パーティを抜け出したトムとテリーが見た石碑。
ありゃ!
やっぱりこの町では悲惨な出来事があったようです。北部の奴らを歓迎するなんて嘘じゃないか。
主賓なんかじゃない。
生贄じゃねーか!殺戮その②
ダービースタリオンの始まりだ!ヒャッハー!
四肢をロープで馬に引っ張って貰うぜ!ヒャッハー!
↓いやいや、コトが終わったシーンを見せられても(;・∀・)
殺戮その③
樽転がしをするぜ!ヒャッハー!
今時こんなのが面白いのかって?中に人が入るんだよ!釘入りでな!
↓ある程度、予測はついたぜ!ヒャッハー!
こんな楽しい100年祭に参加できるか!トムとテリーは、町民の見張りをかいくぐり、村外まで逃げます。
途中、底なし沼にハマッたりしますけど、追跡した町民が普通にその底なし沼で溺れるのが不思議。
お前、町民だろが。
逃げてる途中で意味のないお色気シーン。
カントリーミュージックも、ここだけカトちゃん風になる(笑)
殺戮その④
どう見ても不安定な場所に巨大岩が置いてある。
だいたいどうやってそこに持ち上げた?愚問だぜ!ヒャッハー!
↓想像通り。
腹に落ちたはずなのに、額から血が出るっておかしくね?
そんなこんなで殺戮ショーが開催される町に、なぜか舞い戻って来たトムとテリー。
理由は自分たちの車を取り戻すためってキスする時間ある?
緊張感のなさがこの映画の欠点の1つ。
1つどころかいっぱいあるけど割愛だぜ!ヒャッハー!
無事に車をゲットして町から脱出した2人。
北部のイカした車とは違い、南部野郎どもの車は歴史感溢れ壊れないかヒヤヒヤである。
警察に駆け込み、プレザント・ヴァレーについて捲し立てても警察は「は?」って顔です。
毎度おなじみ「そんな町はない」っていうオチかと思ったんですけど。
2人を逃がしたプレザント・ヴァレーの町民たちは、100年祭の片付けの真っ最中です。
4人をヤッただけでも満足そうですね。よかったね!
警察と共にプレザント・ヴァレーに向かうと、予想通り町はなかった。
ところがですね、警察は「実は100年前に町があって」と話し出す!さっき警察署では知らんって言うてたくせに!
そんな彼らとそう離れていない場所で南部メンバーが次の祭りに向けての眠りにつこうとしています。
次は200年祭て・・・気が長いね!
ヒャッハー!★★★★★★★
何が面白いのか。
こっちが聞きたいくらいである。1964年の映画だからね。節度ある発言に努めます、ハイ。
殺戮シーンは間延び、それ以外のシーンも退屈過ぎ。リメイク版を観ていないがそちらの方がイケてるのかな。
↓カントリーミュージックが頭から離れんのよ(笑)
テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画