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恩田陸【MAZE】

結末は賛否両論
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・読みやすさ
★★★★☆
・恐怖度
★★☆☆☆
・大どんでん返し度
★★★☆☆
・感動度
★☆☆☆☆
・総合評価
★★★☆☆

<あらすじ>
アジアの西の果て、荒野に立つ直方体の白い建物。
一度中に入ると、戻れない人間が数多くいるらしい。
その「人間消失のルール」を解明すべくやってきた男たちは、何を知り得たのか?
人間離れした記憶力を持ち、精悍な面差しながら女言葉を繰り出す
魅惑の凄腕ウイルスハンター・神原恵弥を生み出したシリーズ第一弾!



初の恩田作品です。
読破した後に思ったのは、250ページという少ないページ数で、よく着地できたなというところです。

内容はSFミステリーなんでしょうが、そこにはオカルト要素もあり、回収すべき謎はたくさんあったのにもかかわらず、ストンッと落ちるべき所に落ちた手腕は見事というしかありません。


謎の遺跡で、大人数の人間が行方不明になる。
その謎を解くために、4人の人間が派遣されるのです。その中の一人は、全く情報がありません。読者と同じ立場といわけです。その一人と同じ目線で、限られた期間の中、遺跡調査を行うスリルと恐怖といったら・・・!

じょじょに神経が蝕まれていく状況。
逃げたくても逃げられない。

しかし、謎が掴めそうな予感はする。
あなたなら、この場所に留まりますか?



私は無理~!!


いったい、結末はどうなるのかというハラハラで、すっかり物語の中に入り込んでしまった私は、読者さんが全員経験したであろう、あの「一文」に、チビりそうになりました!


あれは卑怯だ~!


叫んでばかりでしたが、とにかく結末は自分が思っていたのとは随分と違いました。


賛否両論、しかし冒頭でも言ったように着地はしっかりとしたのです。


謎は謎のままでいいじゃないかという、ポワンとしたのは残しつつ、「へー」っと唸らせるオチもある。無理やりな所もある。


けど、面白かったらいいですね。

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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

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