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ホラー映画『悪魔の追跡』

尻切れトンボの結末に、ポカーン
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見てはいけないモノを見てしまい、執拗に命を狙われる男女を描いたサイコサスペンス。
逃げる中年の男女は、イマドキの若い子とは違い物事の分別は出来てるはずなのに、相手がカルト集団だった為に酷い目に遭います。逃げても逃げても追いかけてくる集団が何とも気持ち悪い。
気持ち悪いのは行動だけで、見た目は本当に普通のピーポー達なのです!
そして唐突に終わるエンディングに、視聴者ポカーン必至!





休暇を利用して、キャンピングカーで遠出の旅行を企画した男女4人。
バイク工場経営のフランク夫婦とロジャー夫婦です。
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夫たちは大好きなバイクも乗せて「これじゃ休暇にならないわ」と妻たちを呆れさせつつ、出発です。





キャンピングカーもスケールが違います。
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もはやバスですよ。




購入したフランクは、よほど自慢なのか車内の設備をあれこれ紹介します。
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『走るホテル』は、どんどん走り、郊外へと進みます。


野営するのにピッタリな場所を見つけた4人。
この場所が悲劇を招くとはもちろん気が付いていません。


夫たちはさっそくバイクで出かけます。
女たちは散歩するのですが、一緒に連れてきたワンコが吠えまくります。

特に何かがいるわけではないのに、異常に吠えるワンコ。
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「こんなに吠える事は今までないのに」

川を挟んだ対岸に、何かの気配を感じた妻たちは早々にその場を立ち去ります。




夜、4人は車内でディナーを楽しみます。
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大人の贅沢な時間ですね。
愛する妻に、そして無二の親友に感謝をとフランクはグラスを傾けます。


床に着く準備をしている女性陣とは別に、酒が進んだ夫たちは車外で酒を楽しみます。
ところが、何かを見つけた2人。

「何をしてるんだ?」
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1月の寒空の中、複数の男女が火を囲み踊っているように見えます。双眼鏡で様子をうかがうと、女性は裸なのです。

「なんだ?乱交か?」
「そのようだ」
「たまらんな♪」

フランクたちは下心丸見えで、その情景を楽しんでいたのですが、いきなり惨劇が起こります。
女性が長剣で刺されたのです!


さっきまで鼻の下を伸ばして見ていたロジャーは顔面真っ青。
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まさか殺人事件が起きるとは!
ただならない状況に、夫たちは車に戻ろうとすると、帰りが遅い事に心配した妻が大声で呼びかけてしまうのです。

「貴方たち、いい加減に戻ってらっしゃい!」

ギクリとなる夫たち。
そしてその声に反応した集団たち。

盗み見から一転、4人は逃亡する形となります。
「いったい何が起きたの?どうして逃げるの?」
「殺人があったんだ!我々も殺される!」


殺されるって事はないでしょうけど、集団の異様な行動にそう感じても不思議ではありません。

とにかく市街地に戻らなければ!
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わー!襲ってきた!!

猿のような身のこなしで、次々と襲ってくる集団を何とか撃退した4人。

夜が明ける頃、警察へと向かうのでした。


「現場に連れて行ってくれ」
保安官は夫たちを案内させます。保安官は「ヒッピーの仕業だろう」「あんたたちも相当酒を飲んでいたんだろう」と、フランクたちが説明する話を信じません。
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それどころか、下衆な話をしだす始末です。

田舎の警察はこんなものなのか?
フランクたちは呆れながらも現場に行きます。



惨劇が起きた場所に血痕が残っていました。
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「ふむ、この血が人間のものか検査に回そう」

意外とアッサリした捜査に、フランクたちはイライラ。
しかも、近くで動物が殺されていたので「その血ではないか」と言われてしまいます。

例え酔っていたとは言え、昨晩の事は現実であり事実襲われたではないか!


その頃、妻たちは警察で夫を待っていました。待っている間、襲撃に遭ってメチャクチャな車内を掃除していたのですが、紙切れが挟まっているのに気が付きます。
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”ルーンによる警告”

「ルーンって何かしら」
「図書館で調べましょう!」

行動力がある妻たちは図書館で本を拝借したのですが、どうやら悪魔崇拝の影がチラホラと。

警察も大した捜査をせず、夫たちは妻たちと合流。
夫婦揃ってこの状況を論議します。
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夫:警察は現場の場所をまるで知っていたみたいだ
妻:変な貼り紙はカルト集団が置いていったみたい

総評として、とにかく気にしないで旅行を楽しもうという結果に。

保安官に教えてもらった整備場で簡単な修理をお願いした後、今度は人の多いキャンプ地を選ぶ事にしました。


凄い人と車がキャンプ地に集まっていました。
嫌な事があったけれど、ここは気持ちを切り替えて遊ぼう!と、妻たちは水着に着替えてプールに向かいます。

ところが・・・

人の目線が変。
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自分をずっと見ている?
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恐ろしくなった妻たちは車に戻ります。


「私、家に帰りたい」
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妻の本音の言葉に、夫たちは大して気にしていません。
とくにフランクは高値のキャンピングカーも買ったし、せっかくの休暇を潰したくないと憤慨します。





そんな時、やかましい男女が乗り込んで来ました!
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「イカす車だけど、内装がチャちくね?」

失礼なこの男女は、隣に停めたキャンピングカーの夫婦です。

「そんなシケた顔しないでさ、血の滴る美味いステーキでも食べに行こうぜ!」

半ば強引にレストランバーへと連れ出された4人ですが、美味しいステーキと懐かしい喧噪に心がリラックスできたようです。
変な夫婦でしたが、良い人たちだったようです。


ほろ酔い加減で車に戻ってみると!
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ワンコが殺されてる!

泣き叫ぶ妻。
ここまでカルト教団は追いかけてきたのです。
「いったい誰がこんな事を!お前たち、何か知ってるんだろう!?」
まわりで見ていた野次馬にフランクは苛立ちながら叫びます。ところが野次馬は返事もしません。

はっきり言って、この状況が一番怖いです。
ボーッと見られて、しかも誰も口を開かない。
ここにはいられないと、4人はすぐさまキャンプ地を後にします。

ところが、車の中にガラガラ蛇が!しかも2匹!
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何て遠回しな攻撃でしょう!

4人はギャーギャー言いつつ、蛇を始末。
「とんでもない奴らを相手にしているかも」

思いたくはないですが、命の危険も感じてきました。


保安官が適当に採取していた血痕を、ロジャーは密かに取っていました。保安官を信用していなかったので、もっと都会の警察に届ける為です。
ですが、道中に恐ろしいことばかりが起こるのでフランクは銃を購入しました。

休憩がてら、店先で警察に電話をしているのですが繋がりません。
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どの店も、「ここらじゃ電話は不通が多いよ」とケロッ。

気ばかりが焦ってしまいます。


そして走行中、唐突に襲われる4人。
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車で挟み撃ちに遭い、必死のカーチェイス!




買った銃が役に立ったぜ!!
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これではっきりと命を狙われていると確信した4人。

一刻も早く、目的地(都会の警察)に向かわなければ殺される!


カルト集団は、あの手この手で追ってきます。
スクールバスの事故があり、道路が封鎖されていました。

「道が塞がれているな。どうする?」
「それより、今日は日曜日なのにスクールバスが走ってるか?」

カルト集団の罠でした。

またもやカーチェイス!
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まるで蟻のように、わらわらと追いかけてきます。




マッドマックスみたいだ!
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マッドマックスみたいだ!
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2回も言う必要はありませんね・・・。





撃退したものの、カルト集団よりも多くの人命を奪ったロジャー。
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完全に放心状態です。



女たちも憔悴しきっています。
ヘッドランプが壊れているので、夜の走行が難しくなった一行は、目立たない場所で野宿をする事にします。


食べ物もなく、あるのは酒だけ。
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酒だけでもいいじゃないかと4人は努めて明るく振舞います。

笑わなきゃやってられません。




しかし、4人の車は火で囲まれていました・・・
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★★★★★★★
ちょっと儀式を覗き見しただけで、執拗に追いかけてくるカルト集団。
バケモノよりよっぽど怖い。常識が通じないんですよね。ネタばれですが、保安官もグル。途中で出会う変な夫婦もグル。みーんなグル(笑)
それゃ逃げられないよ~。そのままUターンして家路に向かえばいいのに「これは俺の旅行だ!」と言い張るフランクのせいで、事態は更に悪化です。ただそれでも4人は協力し合う方ですので、見ていてストレスはありません。
意見が分かれ、ウダウダして殺される映画をごまんと観てきましたので、そこは共感?できました。やはり中年ともなると、行動や考えが冷静になるんですね。
ただ、それでもカルト集団が一枚上手でした。残念!

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テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

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こんばんわ。

激突、わらの犬同様、よそ者がヒドイ目に遭わされるという、我がジャンルでは田舎モノに分類されるなつかしい作品。
TVのなんやらロードショーで複数回観た記憶が…。

後味悪ーいラストは主演がP・フォンダだからこそ、アメリカニューシネマを意識してたりするんでしょうね。

3104さん、こんばんわ。

田舎で唐突に襲われる映画では「ブレーキ・ダウン」を最近観ましたけど、あちらの方がずっと現実的で怖かったですね。怖かったけどラストのどんでん返しで、ストレス発散出来ました。嫁さん、格好いい殺し方!

しかし、本作は「さあ、これからカルト教団と対峙するか?」と思われた矢先のバッドエンディング。
うわ~ってなりました。いろんな意味で。

ストーリー上、バッドエンディングでも仕方ないと納得する作品もありますが、これはポッカーンでした。
残念っ!!
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