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『FORGET ME NOT』

アメリカではティーンエイジ・ホラーというのが爆発的な人気を誇った時代がありました。

思い起こせば、『13日の金曜日』もそうですし、『スクリーム』や『ラストサマー』なんかもそうです。
若い男女が殺人鬼に襲われる、または不慮の事故で死んでいく・・・。
子供や老人が死ぬのは後味が悪いですが、「若者が元気いっぱいにホラー映画で死んでいく」のはOKなんですかね。




ザ・スクリーミング
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原題を見ると、なんとなく内容がわかりそうだなというのが第一印象。
2010年製作の比較的新しい作品です。
冒頭で申し上げた通り若者がどんどんと、凄い死に方をしていくティーンエイジ・ホラーです。
しかしオチは・・。






ハイスクールの卒業を間近に控えたサンディ。
彼女は秀才の弟とともにスタンフォード大の奨学生に選ばれ、まさに順風満帆でした。
スクリーミング:秀才姉弟




卒業前のお祝いパーティでのこと。
サンディら幼馴染の7人は、パーティで酔いがまわったところで幼い頃に遊んだ夜の墓場に繰り出します。
いわゆる「鬼ごっこ」を始めようというのです。
スクリーミング:夜の墓場





さあ、一斉にスタートというところで、いきなり見知らぬ女性が現れます。
スクリーミング:謎の女性
「私も混ぜてくれない?大好きなゲームだから」

夜の墓場にいきなり現れ、ゲームに参加したいと言う怪しい女に、普通は気味悪がって敬遠するのですが、サンディたちはすっかり酩酊状態。
「OK!カワイ子ちゃんは大歓迎♪」と仲間に加えます。
死亡フラッグ発動です。





鬼ごっこはスタートし、どんどんと捕まっていきます。
最後に残った怪しい女を追い詰めたサンディ。ところが女の様子が変です。
スクリーミング:忘れた?
サンディにむかって「私を忘れてた?思い出さない?」と言うのです。

???なサンディをよそに、この女は不意に崖から転落!!
あわてて近寄るサンディですが、女の姿は消えていました。あとから来たメンバーに「本当に崖から落ちたのよ」と説得するも、酔っ払っていた彼らに証明する術はありませんでした。




サンディはある夢を見ます。
昨晩、7人で遊んだあの墓場が見えます。
そこに幼いサンディと、見知らぬ少女が鬼ごっこをしているのです。
スクリーミング:思い出
この少女が誰なのか・・。サンディには思い出せませんでした。





しかし、この日を境に、7人の身に危険が及び始めます。
あの晩に現れた女が次々と若者を惨殺していくのです。
ある時は湖で溺れたフリをして溺死させる。
スクリーミング:犠牲者1




ある時は、粉砕機に体を突っ込ませてバラバラにしてしまう。
スクリーミング:犠牲者2




ある時は車の操作を邪魔し、車ごと爆死させたり。
スクリーミング:犠牲者3





ある時は砂地獄に引きずり込んだり。
スクリーミング:犠牲者4





ある時は感電死させたりと・・。
スクリーミング:犠牲者5




どんどん死んでいきます。
サンディは恐怖に打ち震えますが、この映画の特徴が出てきます。
一人が死ぬと、何故か残りの者は死んだ人間の記憶が消されます
死んだ者の記憶があるのはサンディだけ。どれだけ仲間が死のうと、悲しみを共感できることが出来ないのです。
なんて悲しいことでしょう





最後までサンディのことを心配していた彼氏も殺されます。
スクリーミング:犠牲者6





そしてフラッシュバックのように思い出される過去。
幼い頃、墓場で遊んでいたあの少女。
サンディは悪ふざけで、7人で少女を夜の墓場に呼び出します。
そして幽霊の扮装をして少女を驚かせたのでした。しかし、もともと身体が弱かった少女はショックのあまり発作を起こしてしまいます。
泡を吹き、激しく痙攣する姿にサンディたちは逃げ出します。
少女はサンディの忘れ去られた親友だったのです。
スクリーミング:過去の罪
えー!普通忘れるかね!?
こんなたいそうな事をして記憶にございませんとは、サンディの記憶は強制的に排除されたのか?
とにかく少女の正体がわかりました。




身寄りのない少女は、墓場近くの修道院に身を寄せていた事を思い出したサンディは、修道院に住むシスターに少女の事を問い詰めます。
重い口を開けたシスター。
「あの子は・・ある事件からずっと植物人間のままなんです」
ある事件というのは、もちろんサンディが引き起こした悲劇のことです。
失意のまま自宅に帰るサンディ。まさか今の今まで少女が昏睡状態だったとは。子どもの頃とはいえ酷い仕打ちをしてしまった。

彼女を待っていたのは、彼女の入院手続きを済ませていた家族でした。
いないはずの友達が死んだと言う娘に、両親が泣く泣く病院関係者を呼んでいたのです。
鎮静剤を打たれ、意識を失ったサンディ。





サンディが入院した病院には・・・そう・・少女も入院していたのです。
少女がこの病院にいることを直感したサンディは病室を抜け出し、カルテを調べその部屋に向かうのでした。
スクリーミング:対面
自然と涙がこぼれるサンディ。




しかし・・
スクリーミング:許さん
仲間たちを殺され、自分も理解されない立場に追い込まれたサンディは、少女の生命維持装置を止めるのです!!
サンディ、それアカン!

そして部屋をあとにしますが、気になり病室を覗いてみると・・。
少女が起き上がっているではありませんか!



絶叫し病室を飛び出すのですが、そこには変わり果てた仲間たちの姿が。
スクリーミング:ゴースト1
スクリーミング:ゴースト2
あまり怖くないので減点。




逃げ惑うサンディは屋上まで追い詰められます。
その先には少女の姿が。
泣いて許しを請うサンディ。

「もう決してあなたを忘れないわ」

少女はうつむきながら答えます。
スクリーミング:親友だよね?
「親友だよね?」


その顔を見て、サンディは屋上からバランスを崩し落下します。






数日後・・。
スクリーミング:少女のその後
少女は10年ぶりに意識を取り戻します。
シスターたちは奇跡だと大喜び。





一方サンディは・・。
スクリーミング:サンディのその後
植物人間になってしまいました・・。



仲間が死ぬたびに、まわりはその人間を忘れていくというポイントだけ怖い映画ですね。
激しい死に方は皆無に等しくホラー映画ビギナーでも安心して鑑賞できることでしょう。
苦笑気味の死に方はギャグに近い。


13日の金曜日がどれほど素晴らしいか知らしめた感で終わった本作でした。


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テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

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非公開コメント

なんとも後味の悪い作品ですね。
サンディは自業自得とはいえ、意識不明でありながら復讐し、最後はカムバックする少女(しかも美少女(笑))
目覚めた後の少女はサンディたちのことを覚えているんでしょうか…。
サンディも負けずに呪いをかけたらエンドレスですね~(;´д`)

きっと…

トラキチさん、こんにちは(*・ω・)ノ
サンディがもし、墓場に行かなかったら少女の生霊は現れなかったのかな。
少女は長い間、サンディを恨んでいたから、きっと意識が回復しても、自分がした行いは覚えていそう。
何はともあれ、友人は大切にしなきゃ(>_<)ゞ
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