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ホラー映画『オペラ座 血の喝采』

鳴り響くロック!オペラちゃうやん!
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さあ、何作目のアルジェントだろう。・・・で数えたら7作目でした。
今回の主人公は美少女だぜ!原点回帰の陰湿な美少女イジメ。アルジェントはこうでなくてはね♪あんだけバカにしていたアルジェント作品を観続けると、彼のワールドに浸食されている気がしてならん。
「オペラ座」と謳っているのにも関わらず、終始BGMはロック!ブレない男。
笑える・・・。




主演女優の交通事故で、歌劇「マクベス」の代役に抜擢されたベティ。
しかも1時間後に開演するから準備しろって(汗)
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本人は当惑気味なのに、まわりは「これはチャンスだ!」と盛り上げる。
美しいベティは、死んだ母親もオペラ歌手でして「若くして大成したお母様に追いつけ」と言われるハメに。



スタッフが続々とベティ宅に訪れる様子を、通気口から覗き見している誰か。
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絶対バレるやん。



「マクベスって演じると不幸になるって言うじゃない?」

乗る気がしないベティに「君なら出来る」と色気のある男が励まします。
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舞台演出家のマークです。
もともとホラー映画監督ですが、オペラにも進出してます。舞台はホラー調ですのでカラスは飛び交うわ、髑髏の映像が映し出されるわ・・・まあ、新しい試みでしょう。


どちらにしろ、チャンスはチャンス。


1時間後にはベティは舞台袖でスタンバイしてます。吹っ切れたんやな。
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周りがアタフタしているのは、主役が変わったからではなく、イタリア気質のようです。舞台袖であんなにギャーギャー騒いでたら、観客が気が付くだろうに。



本物の舞台を借りて撮影しただけあって、凄い迫力。アルジェント、こだわるねぇ。

ベティは腹の底から歌い上げます。口パクに見えるのは内緒だ!
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一生懸命マクベスを歌い上げるベティを高台から覗く姿が。自宅の通気口から覗いていた目線と同じやな。誰や、こいつは。

と、スタッフの1人が「お前、誰や!」と詰め寄ります。
そのスタッフを軽々と始末。
おっと、ライトを落としてしまいました。ガッチャーン!!
観客、ビックリ。ベティもビックリ。

舞台袖のマークは「歌え!続けろ!」とベティを励まします。いやいや、事故やん!中止やん!
気を取り直して歌うベティ。



その姿に感動したのか、観客はスタンディングで喝采です。


舞台は無事?成功を収めました。
茫然としているベティにスタッフ達は賛辞の声を掛けます。
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「マクベスを演じても不幸はなかっただろ?」
マーク、事故があったのにポジティブ過ぎやろ!よくよく見るとスティングにそっくり。


最近、ますます円熟してきたスティング。素敵♪
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興奮冷めないベティの楽屋にファンと名乗る男が。
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一輪のバラを携えて、格好いいねぇ。

「あなたが初めてのファンだわ」
スラスラとサインまで書いてしまうベティ。嬉しいんだな。


「あ、警部。皆さんがお待ちですよ」
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何と!この男は刑事だったんですね。

先ほど、スタッフが殺害されたから現場に駆け付けたんでしょうけど、ベティの歌声に心を奪われたみたいです。
仕事そっちのけでベティにホの字とは。

ベティの初舞台成功の裏で、殺人事件(最初の主演女優も故意の事故)が起きようとは。

犯人の狙いは・・・
ベティが着用していた舞台衣装。
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誰もいない楽屋で衣装から何かを剥ぎ取ろうとしますが、出演しているカラス達に襲われて未遂に。カラスに襲われるて(汗)

実はカラスは伏線となります。
なんせ白いアゴ髭みたいな羽をたくわえたリーダーカラスの統率と言ったら、軍隊並です!


一方、ベティは初舞台の緊張から解き放たれてのセックス。
しかし、セックス自体は失敗でした。
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「あたし、セックスは苦手」
「そう?有名歌手は舞台前にセックスをして喉の準備をするらしいけど」

そんな情報どうでもええわっ!


そんな中、ベティが襲われます!柱に縛られてしまったベティ。
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ここで有名な「針地獄」の開始です。



まばたきすると目に針がグサーッ!ですよ。
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犯人に「これからの事をよく見ておけ」と言われ・・・



恋人が惨殺!
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ナイフが口内まで突き抜ける残酷度!
そしてグサグサと突き刺す×2!!



「お゛お゛お゛お゛・・・」
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これだけで1000点!!
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犯人はベティを殺しません。
「お前は不感症ではない、淫らな女だ」

どういうこっちゃ。

解放されたベティはその場から立ち去り、公衆電話から警察に通報(何でや)。

雨の中、朦朧と歩いていた姿を見つけたマーク。
自宅まで送り届けると、ベティからいきさつを聞きます。マーク、意外と冷静。
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「犯人は黒いフードを被ってたけど、夢で見るのよ」

ベティはこの黒頭巾の男を知っているようです。しかし思い出せない。どこかで出会ったのは間違いないのだけど。

一通り話し終えたベティに、今晩はここに居ようか?とマークは言います。
「いいのよ、待っている女性がいるんでしょ?」
「ああ」

罪つくりなマーク!モテモテマーク!



翌日、警察がやって来ます。
ベティの彼氏が惨殺された件ですけど、皆が疑わしい・・・。
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ベティの衣装が荒された事も警察は同一犯とみているようです。


次の舞台に間に合わすよう、衣装係が修復していると金の装飾品を見つけます。
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居合わせたベティに「このアクセサリー、知ってる?」と尋ねます。まったく覚えがありません。よく見ると文字が彫ってあります。

「ルーペを取って来るわ」

衣装係がその場を離れた途端、



またかい!!
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お前、何回同じ事されてんねん(笑)

またもや目の前で衣装係が惨殺されるのを見せられます。


犯人は、アクセサリーを奪いに来たのですが、ハサミで惨殺した衣装係の口にスポッて落ち込んじゃうのです。
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喉まで通過したようでして、ハサミで喉を切っていくシーンは最高にクール!
ザクザクという音がたまんないよ!

目的を達成した犯人は、「いつでも殺してやるからな」とベティを解放します。キャッチ&アウェイですね。



二回も目を傷つけられたベティは目薬を処方されます。
刑事に「護衛をつけさせますから」と言われ、ほぼ見えない状態で護衛を自宅に招いたベティ。

アホだろ。



そこへ友人が訪ねてきます。
「今ね、刑事さんが自宅で護衛してくれてるのよ」
「アパート下にいたのが刑事じゃないの?」
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え?

じゃあ、部屋にいる刑事は誰!?

いくら目が見えないからってベティは不用心すぎる!
2人でキッチンに立て籠っていると、犯人が誰かに呼ばれて出て行くのを確認します。

ホッとしてキッチンから出るとインターホンが鳴ります。

「刑事です、開けて下さい!」

おいおい、どうなってんだよ~。
彼は偽物か本物か・・・。

警察手帳を見せろと友人が覗き穴に顔を近づけた途端!
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ベティ、絶叫!
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しかもですよ、外部に連絡を取ろうとした電話機にも命中するという神業!

犯人、またもや自宅に侵入してきました。


絶体絶命のピンチに、隣の部屋の少女が助けてくれました。
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例の通気口からです。
・・・おかしいやろ!!


クタクタになったベティ。

行く場所もなく彷徨い、辿り着いた場所はマークがいる劇場でした。

「楽屋が空いている。少し休めばいい」


ベティは夢を見ます。
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「ママ?」

夢の中で襲われる女。
その女に拷問する黒頭巾の男。

それを見て高笑いするベティの母。

夢じゃない!
これは、私が幼い頃に見た本当の光景だ!


黒頭巾の男は必ず私を殺しに来る。
マークに相談したベティですが、「策がある」とだけ言われます。
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舞台に立ったベティの不安を他所に、マークは演出のひとつであるカラスの大群を「観客」に向けて放つのです!




客、大迷惑!
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カラスは恨みを忘れない。


仲間を殺された長老カラスは見つけるのです。


刑事が犯人かよΣ(゚д゚|||)
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(カラスに目玉を食われてるし)


ベティの母親と恋仲だった刑事は、母親に言われるがまま、若い女性を捕まえては拷問し殺していました。
そんな関係は突如終わり、刑事の手によって母親は殺されていたのです。

理由?

そんなんわかりません!
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母親に瓜二つのベティが現れた事により、刑事は接近を試みたのです。


ベティと共に死を選んだ刑事でしたが、炎に包まれたのは刑事のみ。
マークの間一髪の救出でベティは助かったのでした。
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後日。
アルプスにあるコテージで過ごすベティとマーク(絶対肉体関係を結んだよね)
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ちょっと散歩してくると外出したベティ。
流れるニュースを耳にしたマークの顔が青ざめます。


「ベティ!奴は生きている!」



嘘やん!!!
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まさかアルプスで追いかけられるとは想像もしていなかったベティ(笑)


ニュースでは「焼け焦げた死体はマネキンでした」と、とんでもない内容なのです。

普通、気が付くだろう!!

捕まったベティが取った行動とは・・・
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「私も母と同じ。さあ、一緒に逃げましょう!」

どうみたって下手な演技なのに、刑事は信じちゃいます。

マークも殺されちゃったしね。
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この方法が一番正解だったんかな?




刑事をうまく誘導してベティは助かりました←ここは凄い手抜きやと思う!
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超ハンサムな刑事たちに「ひとりにして」と伝え、大地に寝転がるベティ。


ベティの精神が変になってないことを祈ります。

★★★★★★★
アルジェントの強引さについては常々申しておりました。
今回も相当な強引さです。そこは別にええんちゃう?っていうシーンはしつこく、大事なシーンの説明はスッ飛ばすという、日本人の我々には理解できない作りになっています。そして考える隙を与えないロックBGMが、私たち視聴者の脳を支配していくんだろうな。洗脳ですよ、洗脳!
本作、今まで観た作品群の中ではまともな方です。どこが?って言われるかもしれませんが「血がいっぱい」とだけお知らせしておこうと思います。
やっぱり、血や内臓が出てナンボですね。



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テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

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