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『The Visit』

クソか傑作かはあなたが判断して下さい
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M・ナイト・シャマラン監督作品。
ホラー映画ファンじゃない方でも一度は耳にした事があるはず名前。映画館で観た「シックス・センス」の衝撃が忘れられない私は、隠れファン(シャマラー)だ。彼の作品に面白いという定義は当てはまらない気がします。何故なら面白い映画が少ないから(笑)
観終わって???となるモヤモヤ感。けど度肝を抜くシーンがチラホラあるから心に引っかかる。
本作はシャマランが恐怖の原点に立って撮った作品ですから、予算も人件費も最低額。評判を呼んだ本作は公開後、あっさり費用回収できたようですね。
絶対に観たかった本作。まさしく強烈シーンの続出で開いた口が塞がりませんでした。
「あなたはきっと騙される」
シャマランがドヤ顔で番宣していた顔が思い出される・・・。




大昔、ドリフがネタでやってた「もしもシリーズ」で紹介していきます。栗貫でも可。
(知らない人はご両親に聞いてみよう!)




もしも自分の母親が逃げた父親の話を語り出したら
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両親に大反対された上、駆け落ちしてまで一緒になった旦那に捨てられた話をする母。
子供たちは大人ぶって聞いてますがショックだろうに。しかも浮気が原因とは。




もしも会った事がない祖父母宅に1週間泊まりに行く事になったら
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映画監督志望の姉ベッカと、自称ラッパーの弟タイラーが2人で祖父母のもとへ遊びに行きます。母が迎えに来るのは日曜日。それまではカメラ2台で旅をしっかりと撮影します。




もしも弟が車内でラップを始めたら
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質が低いと引きますが、まずまずな出来なので苦笑。
車掌さんがボイパでコラボしてくれます。日本の車掌ではありえねぇ話だよ。




目的地に到着すると祖父母が待っていてくれました。
孫たちの名前を掲げてアピールしてくれているので、顔を知らないベッカたちはすぐに見つける事ができたのです。
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プリュッツェルを持ってきてます。手作りだと振舞います。優しそうな祖父母で安心。


かなり田舎の祖父母宅は農場を営んでいて、近くに住居はありません。
都会暮らしの2人には新鮮。まずは母が18歳まで慣れ親しんだ場所を撮影です。ベッカの撮影は本格的でして、とりあえず「撮る」からスタートし、後から編集するスタイル。

祖母に得意のラップを披露し、凄いと褒められいい気分なタイラー。
少しずつ打ち解けてきました。


もしも地下室に行くなと言われたら
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「行くな」と言われると行きたい心理が働きます。
しかし出会ってまだ数時間ですから、ここはおとなしく従う2人。


母が使っていてた部屋が2人の寝室になります。

一週間、どんな生活が待っているのでしょうか。ベッカはとにかく撮影への意気込みがハンパない。
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弟は共同監督だと思っていますが、ベッカは助監督だと突き放します。あくまで撮影に徹しなさいですって。



もしも祖父が呼び掛けに無視したら
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小屋に入った祖父。出て来た時に声を掛けたのですがこちらを見ているのにもかかわらず去って行く。感じ悪い、どうしたの?耳が遠いのかな?けどこちらを見てたし。



初日の撮影は無事に終了。
良い映像が撮れました。特に祖母が2人の手を取って喜ぶ姿なんかベストじゃないでしょうか。
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「この映画にお涙ちょうだいはいらないの」
ベッカの目指す作品は感動モノではないようですね。



もしも祖母が歩きながら吐いてたら
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夜10時過ぎに空腹に耐えられないベッカが階下で見た祖母の奇行。
一歩歩いてはゲー!二歩めでゲー!滝のように吐く!

「お祖母ちゃんは病気!?」

翌朝、祖父に聞いてみると「悪い物を食べてしまったんだ」と言う。ベッカは納得せざるを得ません。しかし歩きながら吐くか?



もしも鬼ごっこに祖母が本気で参加したら
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床下で姉弟が鬼ごっこに興じていたら、いつのまにか鬼の形相で祖母が参加していた!
これはマジで怖い!



もしも祖母の半ケツを見せられたら
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鬼ごっこに勝手に参加して来て、何食わぬ顔で「パイを焼くわね♪」と家に戻る祖母のスカートがベリベリに破けとる!
2人は茫然です。特に弟タイラーは「なんだよ、あれは!」と腰を抜かしてしまう。




祖父母が散歩中、来客があります。
病院で無償カウンセラーをしている祖父母が欠勤したのを心配して来た施設の人らしい。
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「病院の噂、聞いてる?」
「いえ、聞いてません」
ベッカは事実を伝えます。病院で何があったんだろう。



もしもPCのカメラ部分を祖母に壊されたら
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田舎ですから携帯やWi-Fiは不通。電話回線を使って母と連絡を取る唯一のスカイプが音声のみになってしまう!
「オーブンタオルでカメラを拭くっておかしくね?」
タイラーは勘ぐります。確かに、精密機械とわかっていればそんな行為には至らないでしょう。しかし田舎暮らしの高齢者にはパソコンの扱いは不慣れですし。。

な~んか変だぞ。


もしも祖母が若い頃ヒッピーだったら
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カメラは使えないので母はこちらが見えず。
祖母の奇行が心配だと伝えると「素っ裸で日光浴するような人だから」と一蹴。ベッカはそうなのかと少し安心します。田舎の人だけどオープンな性格だったのね。



もしもオーブンの中に入って掃除しろと言われたら
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アメリカのオーブンはデカイ。
子供1人くらいなら簡単に焼けるぜ。そのオーブンの中に入って掃除しろと祖母に言われるベッカ。その間、祖母の様子が少しおかしい。怖いです。



もしも娘の質問に対して暴れ出したら
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ベッカの撮影目的は「母の人生」を追うドキュメンタリーなんです。
仲違いして15年経ったとは言え、娘の駆け落ちは未だに許せないのでしょうか。


カメラを向けると真実が見えない

タイラーは隠し撮りを提案しますが、ベッカは断固拒否。2人のどちらかが撮影していなければ意味がないと。
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こだわるね、ベッカ。



もしも祖父が使用済のおむつを大量に発見したら
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毎朝、小屋に消える祖父の様子を伺っていたタイラーは、そこに捨てられている大量のおむつに衝撃を受けます。
まさしく「クソッ」ですよ(笑)



祖母にそのことを伝えると「失禁症」だと言うのです。歳も歳だし、昔堅気な人だから言えないんでしょうと。
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そうか、病気なのか・・・。
普段はそんな風に見えないのに、やっぱり孫には隠したい現実なんですね。



もしも祖父がいきなり他人に襲い掛かったら
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母の通った高校に向かった矢先での出来事です。
「尾行するな!」と見知らぬ男性に襲い掛かる祖父。必死で止める2人は祖父が痴ほう症ではないかと疑います。




もしも祖母が素っ裸で壁を掻き毟っていたら
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これはアカンやろ(笑)
毎夜、階下からの物音がコレだったなんて信じられるか!



「2回も祖母ちゃんのケツを見てしまった」
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タイラー、ご愁傷様です。



もちろん祖父に確認ですよ。
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「おばあちゃんは『日没症候群』という認知症なんだよ」
・・・病名を聞いて2人は納得。認知症だったんだ。しかも夜に発症する奇妙な病気だったとは。
しかも祖父はそんな話をしながらタキシードに着替えている。「列車で仮装大会があるんだ」と。ベッカはおそるおそる「それは間違いじゃない?」と告げます。
祖父はハッとなり落ち込みます。



夫婦揃って認知症か!
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子供2人にしてみればヘビーな事実ですよね。
無事に週末を迎えられるといいんだけれど。こうやってカメラを回し、母に見せたら母はどう思うだろう。


ベッカ・タイラー姉弟について少し触れておきましょう。


おませな9歳のタイラーですが、両親の離婚は自分のせいだと信じている。
パニックになると体が硬直して動かなくなる&極度の潔癖症など、精神面へのダメージが残っています。
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おバカなラッパーもどきではなかったのです。
凄く繊細で洞察力に長けた子なんです。



一方、姉のベッカですがすべてに無関心を装っているようですが、実は気持ちと行動がチグハグになるのを弟は知っています。
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タイラーのようにラップで気持ちを吐き出すことなく、淡々と過ごす生活で押し殺した感情が眠っている。
「撮影」という現実逃避で、レンズ越しに見る別の世界に自分を投下したかったのかも。




再び祖父母を訪ねてくる来客。
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誰からも愛されていた祖父母みたい。特に祖母の調子が悪い事を知っているようです。この時も祖父母は不在でしたので、帰って行きました。
「そうそう、病院の話は聞いてる?」

また病院の話だ。

知らないとベッカは答えますが、来る人皆が同じことを言うのが気になるね。




もしも祖母が「暗闇さんが来る」と言い出したら
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スカーフで自分の首を絞めたりと、症状が悪化している祖母。
認知症って大変なんだな!ベッカもそろそろ限界が来ています。症状が急速に進んでいる。出会った頃とはまるで違う。




もしも祖父が銃口を口に咥えていたら
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「掃除だよ、銃を掃除していたんだ」
いやいや、嘘だろ!
ベッカは祖父に祖母の相談をしても意味がない気さえしてきます。



正常な時は別人のように普通なんです。
優しい祖父母。
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年寄りとはこういうものだと納得するべきなんでしょうか。
年寄りで認知症。

母に知らせるべきだろう。
隠し撮りを渋っていたベッカですが、実情を捉える為に居間にカメラを設置しました。「変わった夫婦よ♪」なんて簡単に考えている母だけど、状況は深刻だ。医者に診てもらうべきだ。





もしも祖母が隠しカメラに気が付いてたら
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これはムチャクチャ怖かった!
((((;゚Д゚)))))))
いつものように徘徊している祖母がフレームアウトしたかと思うと、この顔でカメラに威嚇するんですモン。心臓が飛び出そうやったわ!

台所から包丁を持ってベッカたちの部屋の前に立つ祖母。
部屋には入ってこなかったものの、身の危険を感じます。翌朝、カメラの存在を忘れている祖母。包丁で孫たちを殺そうとしていた事でさえ、きっと覚えていないでしょう。



今晩でお泊まりは最後。
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明日には母が迎えに来てくれる。長い1週間だった。気が気ではなかった。




子供でもネットで検索すれば祖父母の病気について調べる事ができる。
きっと認知症に加えて精神疾患も患っているのだろう。
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昨晩の包丁事件や、祖父の「会社で白い影を見て仕事をクビになった」という告白。支離滅裂ですね。




あ、祖父母がこの前の来客者と揉めてます。
聞こえませんが、あまり良い雰囲気とは言えません。
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仲が良いと聞いていたのに、認知症の祖父母ではもう会話が成り立たないのか?




もしも祖母がシンモフィテリア星の話を始めたら
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あ~、これはもうアウトです(笑)
違う惑星の話をして、そこで子供が生まれて沈めるとか話してます。結局、ベッカは母親の事についてはなにひとつ聞けませんでした。聞いたら発狂だし。



今晩で最後だけど、もう無理。耐えられない。
カメラ機能が回復したPCで母にスカイプです。彼氏と旅行から帰ってきたようです。

「ママ、今すぐ迎えに来て」
「急にどうしたの?今から行っても時間が掛かるわ」
「おばあちゃん達がおかしいの。お願い」
「おかしいってどういう事?2人は側にいる?」
「ううん、今は鶏小屋にいる。待って、カメラをそっちに向けるから」

鶏小屋前にいる祖父母をPCカメラで見せます。
「今は普通にしてるけど本当に変なんだって!」
「・・・・」
「ママ!聞こえてる?」
「・・・・ねえ・・・」
「何?どうしたの?」







ネタバレ↓↓↓





「あの人たち、誰?」
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ベッカたちはキョトンとします。母は何を言っているの?
「ねえ、本物はどこ?」
「ママ、ねえどういう事なの?」
「あなたたち、まさかずっとあの人たちと過ごしてたの!?」


シーン・・・


母は冷静さを保ちながら、ベッカ達がいる地元警察に電話します。
・・・が、出ない。
「田舎警察め!いい?今すぐ近所の家に行きなさい!ママは車で向かうから!」


とんでもない事実。
共に過ごした祖父母は本当の祖父母ではなかった。2人が冷静に話し合う時間などないまま



もしも祖父が謎のゲームを持ちかけてきたら
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いやいや!絶対に参加したくない!
が、母が来るのはとうぶん先になる。仕方なく話を合わすことにしました。その間に、警察が来てくれるかもしれないし。




何気なく貼られていた写真。
これ、祖父母(今となっては別人だが)の隣に立っている老夫婦がもしかして本物か?
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晩ごはんを食べて、いざゲームスタート。


このゲームのルールが意味不明!!
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祖母は崩壊寸前!ゲームにならないんです。
ベッカは自室に荷物を取って来ると嘘を言い、その場を離れます。この短期間で「本物の祖父母」が地下にいるのではないかと判断したのです。




タイラー1人でこの場に留まるのは相当の苦痛だったでしょう。
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認知症の男女ではなく、完全にキ●ガイ男女なんですから。





地下室でベッカが見つけたのは・・・
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精神病院患者の衣服だ。何で地下にあるの?
そして血と毛髪が付着した金槌を発見!!!




ゴミの底から変わり果てた老夫婦が!!!
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ああ、これがもしかして本物の祖父母なのでは!?



ベッカたちはどうなってしまうのか。
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祖父母の正体とはいったい・・・




★★★★★★★
完全ネタバレはしません。ごめんなさい。
やっぱり最後は観て欲しいから。悶々させてしまいますがそこはね♪
しかし母親からの「あの人たち誰?」発言で、ヤラレタ感が出ましたね!認知症をミスリードに使って、実際は赤の他人でしたっていうオチ!
決して目新しさのないオチなのに、ビクッとする恐怖演出を出してくるからますますミスリードされてしまいます。シャマラン作品ですから身構えていたけど、意外とヘタレな私でした。だって怖いんだモン!!!
15年会っていない両親のもとへ、写真も渡さず旅に出させる母も母だ。最初のファーストコンタクトでアウトやん。せめて着いたら電話くらしろよ等、挙げたらキリがない矛盾がポロポロと。


だが見事、復活を遂げたシャマラン。
次回も期待できる作品だといいな。



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テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

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