FC2ブログ

『Abattoir』

理解できた人はいるのだろうか
ホーンテッドサイト
過去に雰囲気のよく似た映画を観てきました。
例えば「13ゴースト」「キャビン」etc・・・。雰囲気だけ似ているけど、蓋を開ければチンプンカンプンでした。挙げた映画と何が違うのだろう。簡単だ。訴えてくる思想が意味不明だから。変人の考えなど理解しようがない。理解しようと努めても正解かどうかもわからない。レビューするのが苦痛なのは久しぶりだ。端折ろう←ごめんなさい




↓予告は意外とまとも



まともなのは最初だけ。



初見で理解できないのは、真剣に観ていない証拠?

20190204203149deb.jpg
主人公ジュリアは新聞記者に不要な色気を醸し出す美女。本人は刑事事件を扱いたいのに、担当は不動産。不動産っていう記事、あんねや(笑)
結果、それが大いに役立つんですけどね。



心の拠り所は、姉家族との触れ合い。
201902042031490f5.jpg
ジュリアと姉は、少し年齢が離れています。
話すことは母親の事。ジュリアは母親の記憶がありません。だから疎遠になった理由もわからない。顔さえ知らないのです。



今、最も気にかけているのは甥のチャーリー。白血病です。
201902042031492c4.jpg
ドナーの適合者を待っている状態だ。近親者だと適合の可能性がグッとあがると言いますし。疎遠な母と連絡が取れるといいのだけど。
とにかくチャーリーを溺愛しているジュリア。彼のために情報網を駆使して母を捜してます。




この夜。
姉宅で夕飯をご馳走になったジュリアはダイニングで寛いでいます。
20190204203149c34.jpg
↑↑謎の来訪者がチャーリーのいる二階にあがっていくのに気が付きません。


翌朝。
会社で受け取った電話にジュリアは衝撃を受ける。

「アンタの姉家族を殺したよ」


恋人で刑事でもあるグレイディと共に姉宅に向かいます。
2019020420314961d.jpg
うわっ!誰だお前!
血だらけの男は、逃亡することもなく邸内にいた。どういう神経してんだ!



む、無残!
20190204203545821.jpg
チャーリーの部屋で姉夫婦と愛するチャーリーが息絶えていました。血の海ですよ!
どうしてこんなことに!?



現場にいた犯人は、姉夫婦と面識のない赤の他人。
20190204203545b34.jpg
ジュリアの悲しみは「犯人の意図」に向けられます。


ここまでは筋が通っており、問題はない。
第三者によって殺された姉夫婦と、犯人がどう絡んでいくのか。俄然、興味が出てきます。



葬式後、姉宅が早々に転売されたことを知り、慌てて姉の家に行きます。ジュリアが見た現場は異様でした。
20190204203545ada.jpg
チャーリーの部屋がゴッソリと切り取られている。持ち出されていると言うのが正解か。転売した不動産屋に乗り込みます。当然だ。




「関わってはいけない案件もあるんだ」
201902042035459f6.jpg
どうも不動産屋の歯切れが悪い。
話を逸らすかのように、自らが若かりし頃に販売した家について語り出す。その内容は日本でもおなじみ「事故物件」について。



彼が扱ったのは夫が妻を殴り殺した家。
キッチンで犯行に及んだのですが、転売後、キッチンだけがゴッソリと持ち出されていたのです。
2019020420354560d.jpg
チャーリーの件と酷似してる。



「事故物件のみを扱っている男だ」
201902042035455cb.jpg
クローン。
こいつがチャーリーの部屋を持ち出した男。深入りしてはいけないという警告を受けたジュリアですが、核心に迫るこの男を逃すつもりはない。少なからず関与しているはずだと文屋の勘が働くのだ。


ここまでも問題なくストーリーは進む。
クローンという男が事故物件を買い漁っていた事実を突き止め、核心に迫るんだなと思うじゃないですか。その通りです。しばらくは疑問も抱かないまま見入ってましたよ。


ウェンディが刑事だから情報集めは楽チン。クローンの素性が明らかになっていきます。
20190204203713b31.jpg
クローンは一応、会社を設立しているようですね。
しかし住所は私書箱だし、クローン(社長)自身が物件に赴いている。実体のない幽霊会社かもしれないですね。




資料をもとに、ジュリアは1軒ずつ訪問します。
クローンは何を目的に事故物件を買い続けたのか。
20190204203713258.jpg
この家は家主が玄関ホールで首を吊り自殺。クローンは購入後にエントランスホールのみを削って転売したそうです。




またある家は、夫婦が廊下で強盗に惨殺された事故物件。
2019020420371355a.jpg
もちろん、廊下はゴッソリと削られた。
事故物件というより、事故があった場所に固執してる気がしませんか?




普通の一軒家以外でも同様です。この教会は昔、毒殺殺人がありまして。
2019020420371396a.jpg
現在は教会の納戸になっていますが、ここもゴッソリとクローンは持ち帰った。事故物件があればクローンありって感じで手当たり次第に買い歩いてるのね。悪趣味だわさ!


現住人のなかにはクローンと会話した者もいて「事件そのものに興味を抱いているようだった」と振り返ります。
201902042037136a9.jpg
杖をついた老人。
この老人こそがクローンで間違いないでしょう。金に糸目をつけず事故物件(現場)を収集する意図は何だろう。



調べれば調べるほど、クローンの異質さが際立つ。
そんなジュリアのもとに、1本のビデオテープが送られてきました。
20190204203713759.jpg
ウェンディと観てみると、姉家族の殺害が記録されていたスナッフビデオだった!
犯人は映っていますが撮影者がわからない。ジュリアは犯人と面会します。



クローンの名を告げると、犯人はフフッと含み笑いをします。
「奴は、部屋を集めているんだよ」
2019020420391346b.jpg
ジュリアに対しても「いずれアンタにも降りかかるだろうよ」と謎の言葉を残す。

私に?
それは姉にも関係していること?今までクローンが収集していた家とも関連が?


そうです。
すべては繋がっていた!

実は被害者全員がニューイングリッシュ州出身なのです。
漏れなくジュリア姉妹もそうです。幼き記憶は曖昧ですが、姉と共に里子に出されたとだけ聞き、実の母親は未だ見つかっていない。これは自分の出生も含め、一度ニューイングリッシュ州に行かねば!


車をスッ飛ばしてGO!
20190204203913030.jpg
ジュリアの行動力は記者生活で十分に鍛えられてますもんね。
途中、保安官に車停止を求められますが、「ニューイングリッシュに興味を持つのは止めろ」とけん制が入る。こういう場合の保安官(警察)は敵か味方がどちらかだ。さあ、今回はどっちだ?

保安官の指摘通り、町の人々はよそよそしい。
役所に至っては「帰れ」とストレートな対応ですからね。自分の母親について調べるにはどうしたらいいのか。仕方がないので、町の電話帳で検索したらヒットしましたよ。
車もレッカーされたので徒歩で行くよ。←地理勘、ハンパねー


そこに住むのはアリシアという女性でした。
他の町人に比べると幾分は話しやすいけど独特な雰囲気です。いきなり髪を触るし。
20190204203913388.jpg
捜していた母は30年前に他界しており、知り合いだった彼女が家を譲り受けたそうな。ジュリアは軽くショック。母に会うことは叶わなかったから。ここまで来た苦労も報われないじゃん。

ジュリアの気持ちを察してか、「今日は泊まっていきなさいな」と家に招き入れたアリシア。
警戒した方がいいと思うけど・・・。



クローンについて、アリシアはすべてを話すと言います。話が早くて助かるね!
ある日、町にやって来たクローンは住民に告げます。
2019020420391385f.jpg
「神を捨てろ」と。


つまり信仰は神ではなく、悪(自分)におこなうべし!と言うのです。
その様子を撮影していたようで、当時のフィルムを見せてくれました。物持ちがいいなぁ、おい。
2019020420391381e.jpg
「今、貧困に苦しむ原因は神である。神を捨てる事により新しい結末を迎える事が出来る」と熱弁するクローン。ジュリアは絶句ですよ。考え方が狂ってますから。食い入るように映像を観ているジュリアをチラチラ様子見するアリシアが怪しい。

途中、アリシア宅にウェンディがやって来ます。
「警察をナメんなよ!電話も取らずここで何してんだ!」と、ジュリアは叱られます。恋人に行先も告げず(告げたら反対するか)、単独行動はやめろと。その通り。


結局、ジュリアとウェンディは仲良くフィルムの続きを観る事に。
そこには、1人の青年を住民が惨殺するシーンが!
201902042039139f7.jpg
ウェンディが観ると必ずスナッフビデオになるな(笑)
住民は殺人という目的を共有することで一体感が生まれ、クローンを崇拝するようになったとアリシアは言います。閉鎖的なエリアの偏った信教が人を惑わし狂わせる。

「神が天に続く部屋を作ったように、我々も悪の部屋を!」

クローンの絶叫がこだまします。
この言葉は、もしや事故物件に関わる重要な意味を持つのではないでしょうか!?て言うか、絶対そうでしょ!


その晩。
1人アリシアは寝室で身支度をしています。おもむろに髪をむしる。え、カツラやん(汗)
20190204204048b53.jpg
変装していた理由って何?普通の人ではないと思ってたけど、ここにも謎が出てきたよー。なにー、もー!



ジュリアとウェンディは今回の事件について精査しています。刑事ウェンディの報告。たとえば、クローンは二度の銃殺刑から復活したとか。
201902042040482d8.jpg
え・・・?ありえん!
人間じゃないってことやん!相手にするのはただの変人だとばかり思ってたのに。



そして驚愕の証拠が見つかる。
201902042040485b9.jpg
やはりアリシアはジュリアに関係していた。
母親だったのです。
ヤラれた・・・。


クローンは住民たちに生贄を要求していました。
住人のすべては我が子を差し出していたようですが、裏付けとして火事で子供が全員死亡している。
20190204204048dde.jpg
日付を見ていると、ジュリアたち姉妹も学校にいたはず。どうして助かったのか。

父親が娘を間一髪で町外に逃がしてたんですよ!その後の父親がどうなったかは不明ですが(殺されたかもね)、姉妹は惨事から事なきを得た。



「そうだ、私から逃げたのだ」
20190204204048955.jpg
ついにクローンと対峙したジュリアたち。
気が付けば周りには武器を持った住民が取り囲んでいる。

「お帰り、ジュリア。君を待っていたよ。捜すのに苦労したよ」

30年近く姉妹を追撃していたのだ。こいつのせいで姉家族は死んだ。生贄として。勝手に生贄とか言いやがって、コンチクショー!ジュリアが感情的になった途端、保安官が登場!

その場で全員はサッと散らばってしまい、残されたジュリアとウェンディは保安官に町の詳細を聞きます。
201902042040482d3.jpg
「クローンが森の中に家を作っているのは知っている。興味本位で森に入ってはいけない。行けばタダでは済まないだろう」

保安官容認の家があるのか。警察ならどうにかしろっての。



保安官の言う事など2人はお構いなし。
確かに森には惨状が残る部屋が点々と並べられていた。死体はないけどそのままの状態みたい。リアル。
20190204204144bb9.jpg
けどね、悪を信仰するのと、この部屋集めに関連性は見えないんだけど?
わからなくなってきたぞ・・・。



再び現れた保安官は「クローンとの密約により土地を清め、新たな土台が必要だ」と言う。
つまりは血が必要なのだ。選ばれた血が。
それだけ告げて殺される保安官(笑)今回はどっちつかずの感じやな。
20190204204144d34.jpg
この土地に住むジュリア姉妹が最後の血なんですね。
30年近くかけて、ようやく姉を見つけ殺害し、最後がジュリアなのです。それが住民が交わした密約の中身か。なるほど。

して、クローンはそれによって何を得られるんだろう。
┐(´-`)┌


長い年月を掛けて建築されたハウス。
201902042041446b9.jpg
まさしく天にも届きそうな、とんでもないシロモノだ。部屋のひとつひとつで惨状があったことを思うとゾッとしませんか?数々の血で埋め尽くされたこのハウスの入口に立っていたのは・・・




クローンです。
2019020420414432f.jpg
「戻るか進むか、それは君次第だ」

戻ってこのハウスを世に知らしめてくれと言うのです。どういうこと?自分で言えばいいじゃん(笑)



↓このように永久に魂は苦しむ。(3人の人物が投身自殺するのが何回も繰り返される)
20190204204144560.jpg
どの部屋にも痛みと苦しみが詰まっていて、ジュリアは激しい頭痛に苦しめられる。

もし。


もしも、各部屋の殺戮がハッキリとした映像であれば100点を献上していたでしょう。残念ながら惨劇はうっすらわかる程度。惜しい。


いくつもの部屋、廊下、エレベーター・・・惨劇を潜り抜け辿り着いたのはチャーリーの部屋!
改めて殺害される姉家族のむごたらしさに感情が抑えきれないジュリア。

声を掛けられ振り向いた時には、ウェンディの首を切っていました。ナンデ???
2019020420414423b.jpg
心配してハウスにやって来たウェンディがこんな形で最期を迎えるとは(笑)
絶句するジュリア。後悔してもウェンディは生き返らない。



そこにクローンが現れます。
「まさしく理想的だ。愛する者に殺される」

クローンは自分の手で家族を殺した過去がありました。そのせいで家族が自分の代わりに地獄の業火に焼かれていると。
20190204204230e90.jpg
「私は家族に会いに行かなくてはならない」
「・・・え?」
「だからこの家を建てたんだよ」
「・・・え?」

ジュリアも私もポカーン・・・

そうです、ここのくだりがよくわからない


バーンッ!!!!
20190204204230d9d.jpg
アリシアがジュリアを撃った!いつのまにいたの~!?
ジュリア、絶命!!ひぃ~!!



「私は娘のジュリア・ハワードをここに捧げる」
2019020420423012f.jpg
クローンは黙ってその光景を見ていました。
「では、行ってくるよ」

アリシアはクローンに口づけ(!)をし、見送ります。
行ってくるって地獄に!?そしてアリシアがなんでキスしたのさ!?


ちょっと待って!

こんなんで終わんないでー!



★★★★★★★
ここからは私の考察です。正解ではございません。
クローンは家族を殺害した。しかし贖罪により家族は死ねないまま地獄で苦しむハメに。考え出したのは悪魔との契約。天国に通じるドアがあるように、地獄に通じるドアだって出来るはず。住民を生贄にしてハウスを建設した。
唯一足りなかったジュリアの血で、地獄は開通し、無事にクローンは家族がいる地獄に行く事ができましたとさ。

・・・どうだろう?違うとしても私はこれで納得した。(強制的に)

地獄の話は好きだけど、すこーし遠回しな気がしました。クローンは2回も生き返った(地獄に行ったであろう)のにさ、家族がいる場所とは違うかったのね。長年の願いが成就して良かったね。そして町の住民は死に損だ。

スポンサーサイト



テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

FC2カウンター
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
プロフィール

智副教官

Author:智副教官
FC2ブログへようこそ!

フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR