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読書感想文『葉桜の季節に君を想うということ』

2時間ドラマを観てるよう
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・読みやすさ
★★★☆☆
・恐怖度
★☆☆☆☆
・大どんでん返し度
★★★★☆
・感動度
★☆☆☆☆
・総合評価
★★☆☆☆


<あらすじ>
「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。
-BOOKデータベースより-


読書好きの方にお借りした歌野作品。
前回レビューした「密室殺人ゲーム王手飛車取り」が自分の好みでなく、幾分の不安があったものの、こちらはかなりの有名作品。受賞歴も多数だし、今回は大丈夫かなとページをめくっていきました。


序盤から「射精」スタート(゚△゚;ノ)ノ シャセー
性描写苦手な人は引くね。
主人公のセックス談義を数ページ読まされることになる。いくら買った女とは言え、「売女!!」と罵る主人公に共感できねーわ。大丈夫か、この小説・・・。


ただ凄いのはね・・・




作者は主人公の性癖を冒頭で描くことで、すでに読者にトリックを仕掛けていたこと。


叙述トリックの最高峰だと賞賛されるのはわかるけど、マジで1行目からトリックです。それが二重にも三重にも仕掛けられてるんだから読者包囲網もいいところ。作者の並々ならぬ意気込みを感じる。それは怖いくらいに。


だから読者様の中には「違和感」を感じる人もいたようです。あのシーンはおかしいとか、台詞が変とか。
私だってこの長編を読み進めると「ん?」と指が止まるページがありました。

主人公の妹の台詞です。

「友達のお見舞いに行くの」


これ、指摘してる人いないけどおかしいなぁって思ったんだよなぁ。さすがです、見抜けなかった!


大どんでん返しのため映像化はほぼ不可能でしょう。
まず冒頭の射精シーンは難しいよなwww

何より読者を驚かすネタバレを何個用意してんだ?ってことです。
「え?」
「ちょっと待って?」
「待って待って待ってーー!」


読後、グッタリを覚悟しましょう。


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テーマ : ミステリ
ジャンル : 小説・文学

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