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『POLTERGEIST』

トラウマ映画は好きの裏返し
ポルターガイスト
実際、こんな荒々しいポルターガイスト現象が起きるのだろうか。
あ、監督はトビー・フーパーでしたね。そりゃ仕方ないわ。
派手な演出、騒々しい音響がホラー映画を飛び越えてSFチックになったのは残念だが、それでも私のトラウマ映画の1つです。幼い私の脳と視覚に焼き付いた罪深い作品。そういった意味ではトビー・フーパー作品は私と相性が良いのかもしれん。




このレビューを書く以前から、数回は観賞している。

トラウマだけど、ついつい観てしまう。大人になった私。
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5歳のキャロル・アンが砂嵐のテレビに向かって会話をするシーンから始まります。
ムチャクチャ可愛いですよね。


末娘の奇行に家族は黙って見守る・・・しかできんわな。
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新興住宅地に越してから、キャロル・アンのこういった行動が現れるように。幼い子供がファーストコンタクトの対象になるのはホラー映画の鉄板よ。

ただ、少しずつ家の中で禍々しい「何か」が蠢くのがわかる。

飼ってたインコが死んじゃった!
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ママはトイレに流そうとして(!)、キャロル・アンがそれを目撃。
普通、トイレに埋葬するかい?鳥好きの私には理解できませーん!


庭に鎮座する立派な巨木に、毎夜恐怖を感じる長男。この日も嵐と相まって長男はすっかりビビる。
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子供には壁のシミも、クローゼットからの物音も「モンスター」として捉えちゃうのです。
本物のモンスターとも知らず・・・



キャロル・アンの奇行に、母は動じず。なんなら「私も昔は夢遊病だった」と夫にカミングアウト。そんな夫は大麻を吸いながら笑いだす。大麻のせいなのか、それとも生まれつきのポジティブ野郎なのか。
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けどね、彼らは若くして家を建て子供3人をしっかり育てている立派な模範夫婦でもあるんです。だから家族の危機が迫った時も行動は早かった。メソメソ泣く女、現実を受け入れない男というわけではない。



キャロル・アンは決まってテレビに話しかけている。
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放送時間が過ぎた砂嵐の画面と会話する。彼女にしか聞こえない「誰」か。その誰かがハッキリと攻撃に移ったら・・・



それがポルターガイストとなる!
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激しい揺れと眩い光が家族を襲う!
キャロル・アンはキョトンとしている。テレビの相手が攻撃したことを不思議に感じているようです。彼女には何が見えているのだろう。


翌朝、父は友人に昨晩の「地震」について確認するもニュースになっていないことを知る。
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セックスして揺れるって友人はナイスボケである。



夜に起きていたポルターガイスト現象が、朝っぱらからさく裂ですよ。
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ユリ・ゲラー並みにカトラリーを曲げてみせる。
母はキャロル・アンに聞きます。
「昨日の夜、あれはあなたの友人がしたこと?」

「わかんない」


さすが5歳児。答えになっていない。


さて、彼らが住む庭先には立派なプールを建設中です。アメリカはなんでも規模がデカいよね。
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プールだけで我が家がすっぽりと入りそうだわ。この仮設プールが私のトラウマシーンになります。本当に怖かったのよ~。



家族が外出し、母とキャロル・アンだけが家にいます。
相変わらずキャロル・アンはテレビを観ている。砂嵐の画面をジッと・・・。
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「椅子はちゃんと元に戻してね」

母が一瞬だけ目を離した隙に


元に戻っている。
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ギャグではありません。
キャロル・アンは動かずテレビを観る。気味が悪くなった母はキャロル・アンをテレビから遠ざけます。勘が働いたのでしょう。


母が一瞬だけ目を離した隙に(2回目)


これはキャロル・アンでは無理
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中国雑技団みたいになっとるがな。
おかしい、何かがおかしいのだ。



夫が帰宅後、妻は家のポルターガイスト現象について興奮気味に訴えかける。顔は笑っている。恐怖を通り越して愉快なのだ。
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独りでに椅子がダイニングを滑っていく・・・今度は夫が呆気にとられる番です。


物が勝手に動いたり、飛んだりするポルターガイスト現象。
元の語源はドイツ語で「騒がしい霊」ということです。
海外だけでなく、日本でも江戸時代から事例があったようですね。


人に危害を加えないならまだ良い(良くはないけど)。
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この晩、牙を剥いた霊が一家を襲います。それは台風かと思われるほどの竜巻と共に現れました。ずっと恐れていた庭の木に長男が襲われたのです。実体化したんですね。窓を突き破って枝を伸ばすと、あっという間に長男を引きずり出す。

両親が長男救出に躍起になっていた頃・・・

霊が本命であるキャロル・アンに近づきます。
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クローゼットから放たれる光とは逆に、物凄い力でキャロル・アンはさらわれてしまう。

彼女はいったいどこに消えてしまったのか。


テレビから声が聞こえる・・!
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テレビが媒体となってキャロル・アンの悲鳴が!嘘でしょ?母は絶望し家族は恐怖で声も出ない・・・。

愛する愛娘が消えた。


両親の行動は恐ろしく早かった。
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超心理学の権威・レシュ博士を自宅に呼び、愛娘救出の依頼をします。心理学という分野で異端な心霊を取り扱う博士は、もちろん真剣に両親の言葉を聞きますが・・・


今まで経験したことのないポルターガイスト現象に絶句ですよ。
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実際、こんなに激しい現象を見たのは助手も含め初めてでした。震える手を抑え、改めて家族に伝えます。



「ポルターガイストです」
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そりゃそうだろう。言った瞬間、机の上のポットが動いたのには笑った。


さっそく、キャロル・アンに呼び掛ける。
ところがキャロル・アンがいる場所に、まばゆい光があるようで・・・
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博士は「光に向かってはいけない!」と忠告します。霊は成仏するために光に導かれるという性質があるそうな。キャロル・アンが間違って光に入ると本当に死んでしまう可能性がある。


そして、リビングと例のクローゼットが繋がっていることも判明しました。
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距離的には短いですが、この場所は霊の通り道になっているようです。一瞬だけですが、キャロル・アンも通ったようで、母は娘の匂いを嗅ぐことが出来ました。

「あの子はまだ生きている!」


しかし時間はあまり残されていない。

24時間体制で助手たちが霊の動向に注目していますが・・・


①トラウマシーン
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蛆が湧く肉を食うシーン。


②トラウマシーン
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助手の顔が溶けるシーン。


ああ、今観ればなんともない特殊メイクも幼い私は「ギャーー!」となったものです。
可愛らしい←言い過ぎ


見て下さい、こんな美しい霊が階段から宝塚歌劇団のように降りてきますよ。
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博士も助手たちも感動ですよ。研究している割に霊を見ないですよね、こういう方々って。
博士は決意しました。

「霊の存在はハッキリ確認ができた。あとはキャロル・アンを救出するだけ!」

もちろん博士ではなく、専門家が必要です。一時、博士は退却する。この博士は本当に良い人だよ。



長期休養していた夫を心配して、社長が自宅にやって来ました。
もともと不動産を扱っている夫ですから、マイホームももちろん自社で購入したんですけどね。とんでもない事実が発覚しました。

彼らの棲む町一帯が、墓地だった!
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社長は笑顔で「いやいや、ちゃんと墓地は移転したよ」とニコリ。
「それ、購入者からしてみれば詐欺やん」
我が家に起きる怪現象の原因が薄々わかってきた気がする・・・。


後日、博士が連れて来たのはタニヤという霊能者です。
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子供のような容姿と声に最初は不信感でしたが、とんでもなく凄い女性だった。人の心は読めるわ、アッサリとクローゼットがあの世の入り口と言い当てるわ、スーパー霊能者ですよ。



その入り口であるクローゼットに入り、命綱のロープを使ってキャロル・アンを救出する作戦を実行する。
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入るのは母親です。一刻も早くキャロル・アンを見つけないと、彼女を狙っている悪霊がそばにいるらしい。先日、博士は「光に向かってはいけない」と言いましたが、タニヤは「光に入れ」と言う。
自分の妻や娘が心配な夫は「適当な事を言うな!」と、既にクローゼットに入った妻を助け出そうとするが・・・



間違えて悪霊を引っ張ってきた!
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素人は引っ込んどれ!!



家族の強い気持ちとタニヤの力で、無事にリビングへ舞い降りた2人。
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見た目はエグイですが生きてます。本当に良かった( ;∀;)



タニヤの「この家は清められました」ポーズが可愛い♡♡
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数日後。
彼らは引っ越し作業をしています。夫は詐欺まがいの不動産を退職し、家族と共に心機一転、新しい生活をスタートさせるためです。
社長は必ず引き止めるだろう。しかし、自分の気持ちは変わらない。家族が大事なのだ。

父親不在のその晩。


悪夢は終わっていなかった。
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狙うはキャロル・アンのみ!他の者に用はない!
タニヤが想像していた以上の悪霊だった。頼りのタニヤもおらず、非力な女子供では太刀打ちできない!



「もう戻るのはイヤ」
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キャロル・アンの悲痛な訴え。しかし悪霊たちは攻撃を開始する。



③トラウマシーン
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例のプールから出てくる×2、人骨の山!!
変にリアルなのは本物の人骨を使って撮影しているから!!そこはリアリティを追求したのね、フーパー(笑)


↓クローゼットからイソギンチャクみたいに口が!
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やっぱりモノホンの人骨わっさわっさの方が怖いってばさ。
命からがらキャロル・アンを助けたものの・・・



家じゅう人骨だらけ!
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帰宅した夫が唖然とする・・・。
追いかけてきた社長もあんぐり顔。
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「テメー!墓石だけ移して死体はそのまんまにしたな!!」

経費削減とはいえ、不道徳な行為で儲けた社長の目の前で・・・

あるはずの家がしぼんでいく。
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この家だけではない。

もとは墓地だった町一帯が、霊によって破壊されていくのでした。



★★★★★★★
この映画、逸話の方が先行して取沙汰されましたよね。
キャロル・アンを演じたヘザー・オルークを含め、シリーズで4人が死亡しています。人骨を使った撮影で罰が当たったのでしょうか。仰々しいばかりの演出がクドイ時もありますが、スピルバーグ推薦のフーパーは無事に仕事をやり遂げたみたい。興行的にも成功し続編が3まで製作されました。
古い作品ですが、自分には思い出深いホラーです。


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テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

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