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『THE SKELETON KEY』

スケルトン・キー
スケルトンキー
スケルトン・キーってどういう意味でしょうね。
英語がまったく駄目な私は原題からも推測できなかったので、変な固定観念なく観賞することができました。
出演しているケイト・ハドソンも美しく、アイライナーの黒い涙を流しながらの迫真の演技に、食い入るようにみてしまいました。
現代に甦った黒魔術のお話ですが、近所にこんな家があったら恐ろしいですね・・。




アメリカ南部、田舎町にある巨大な屋敷。
スケルトンキー:屋敷




この屋敷の持ち主が応募している看護士募集を見てやって来たキャロライン。
脳卒中で倒れたベンという老人の世話を任されることになりました。
スケルトンキー:ベン




愛煙家の妻ヴァイオレットは、北部出身のキャロラインに不信感を抱いています。
南部の閉鎖的な考えが色濃く残る思想。
スケルトンキー:ヴァイオレット




ヴァイオレットの依頼で看護士募集記事を載せた弁護士です。
スケルトンキー:弁護士
「南部出身者は、どうしても偏った考えがるから気にしないで」とキャロラインを慰めます。
今回は5人目の看護士応募で、今までやって来た看護士は皆早々に辞めてしまったと言います。
どうかベンを最期まで世話して欲しいとお願いされたキャロライン。


不安があるものの、看護士としての使命をまっとうしたいと思っていたので承諾しました。
これから寝食をこの広大な屋敷で過ごすことになります。


与えられた部屋に鏡がないのに気が付くキャロライン。
よく見ると、屋敷中の鏡がすべて取り外されていました。
ヴァイオレットに聞くと「すべて捨てた」との曖昧な返事です。
スケルトンキー:鏡がない


この家の持ち主であった、ある兄妹の写真が飾ってあります。
キャロラインが不意にフレームを持つと、下から別の写真が出てきました。
黒人の男女と、兄妹が一緒に写っている写真でした。
キャロラインは何故か、の黒人の男女が気になりますが、そっともとの場所に戻します。
スケルトンキー:謎の写真




ヴァイオレットから、屋敷の鍵を渡されます。
屋敷には30もの部屋があり、すべてこの鍵で開くと言うのです。
スケルトンキー:屋敷の鍵


ある日、ヴァイオレットから「階段そばにある部屋の中に花の種ががあるので取ってきて欲しい」と指示されます。例の鍵を持って部屋に入ると、さらに上に続く階段を発見。
興味に駆られたキャロラインは、そのまま屋根裏へと続く部屋に忍び込みます。

この部屋でベンが脳卒中で倒れたと事を思い出すキャロライン。
すると、部屋の奥隅から物音が聞こえます。
見てみるとドアノブがありました。そっと鍵を差し入れますが開きません。

すべての部屋が開くと言われていたのに「開かずの間」が存在していたのです。



ある夜、物音を聞いたキャロライン。
物音の先にはベンの部屋があります。慌てて飛び込むとベンの姿がありません。
まさかと窓を開けると、必死な形相で屋根をつたい逃げるベンがいます。そのままベンは落下。
ヴァイオレットを呼び、屋根から落ちたベンを助けるため、車椅子とシーツを引っ張り出したキャロライン。
そのシーツには・・。
スケルトンキー:悲痛な叫び
「助けて」



キャロラインは驚きを隠しつつ、ベンのもとに駆けつけます。
ヴァイオレットに抱き抱えられるベン。ベンの表情は、キャロラインに助けを求めているように見えたのでした。もしかすると何かを訴えているのかもしれない。喋ることも動くこともできないベンが、キャロラインに何かを伝えようとしているのです。
それも、なにか重要なことです。


看病するヴァイオレットの姿を、キャロラインは疑いの目で見つめるのでした・・。

それに例の「開かずの間」も気になる。
とうとうヴァイオレットの目を盗み、開かずの間の前に立ちます。
そして鍵穴を調べ、詰まっているのを取り除き、再び鍵を差し込むと・・・開きました。詰まってただけかい!



そこにはキャロラインが見たこともない怪しい物がいくつも置いてる異様な部屋でした。
意味不明な標本やたくさんの瓶、そして書物。ヴァイオレットが捨てたと言っていた鏡もここにはたくさんありました。
黒魔術的な事が書かれている本もあります。
スケルトンキー:護身呪文




そしてレコードもたくさんりました。
録音機がそばにありキャロラインは一枚拝借し、町に出てこっそりレコードを聴くのです。
スケルトンキー:レコード



男の声でした。
「主よ、今こそ砂塵から救ってください。この鎖からも悪魔の家からも、暗闇から私を救ってください」

何じゃこりゃ!?


屋敷とヴァイオレットへの不信感が募り、とうとうキャロラインはヴァイオレットに直談判します。
「あの屋根裏にあった部屋は何なのか?理由を教えてくれなければこの家を出て行く」とまで言い切ります。
観念したヴァイオレットは渋々ですが、屋敷について語りだします。




この屋敷は昔、銀行家の持ち物でした。
彼には召使いがおり、ジャスティファイとセシールという黒人の夫婦でした。
スケルトンキー:ジャスティファイ夫婦
魔術師として非常に優れていてた彼らは、町の人の病を治したり、密かに呪いをかけることもしていたようです。



ある日、銀行家は屋敷でパーティを開きました。
しばらくして、彼の子供たちの姿が見えないことに気が付き、客人と共に屋敷中を捜し回ります。
そしてジャスティファイが寝床にしている屋根裏部屋で子供たちを発見するのです。
スケルトンキー:召還
おお、あの部屋か!




魔方陣に囲まれた姿でした。
召使いを庇って「自分たちが頼んだ」と子供たちは訴えますが、銀行家は激怒しジャスティファイ夫婦を庭先の木に吊るし、火あぶりにしてしまいます!

この行為について、銀行家は何ら罪に問われることはありませんでした。南部の風習のせいかもしれません。
スケルトンキー:火あぶり




その後、銀行家が経営する銀行は破綻。銀行家は自殺してしまいます。
彼の子供たちは、しばらくこの屋敷に住んでいましたが金銭的な理由でヴァイオレットに屋敷を譲ったとの事です。その時には開かずの間について、何も聞かされなかったとのこと。
壮絶な話だ。



鏡が屋敷にないのは、死んだジャスティファイの姿が映るからだとヴイオレットは言います。
スケルトンキー:鏡がない理由


それは「フードゥ」という魔術であり、ベンはその呪いにかかってしまった。
フードゥについて勉強した自分は、決してベンのようにやられたりはしないとヴァイオレットは意気込むのです。

呪術をかけられたという事は、それを解く呪術も存在するということだと確信したキャロラインは、ベンを救うため、フードゥに詳しい術師のもとを訪ね道具を揃えます。
そしてベンの寝室でヴァイオレットに内緒で(キャロラインはまだヴァイオレットを信用していない)、呪文を唱えるのです。
スケルトンキー:呪いを解く


するとベンはもがき、掠れた声で「たす・・けて・・」と喋ったのです。
キャロラインは必死で問いかけます。
「誰に呪文をかけられたの?」
この時キャロラインの念頭にはヴァイオレットの事が思い浮かんだでしょう。
しかし、その答えが聞けないまま、ヴァイオレットが部屋にやって来て質問の答えや呪いを解くことも失敗に終わったのです。


ヴァイオレットはキャロラインを夕食に誘います。
ダイニングテーブルに座ってお互いを見つめ合いながらの食事です。空気が重い。
ヴァイオレットの正体がどうであろうと、キャロラインはベンを屋敷の外へ連れ出す覚悟でしたので、こっそりヴァイオレットの食事に睡眠薬を仕込んでいました。

意識を失うヴァイオレット。
その隙に、キャロラインはベンを車に乗せ脱出を図るのですが、巨大な門がいつのまにか施錠されており、脱出に失敗。ベンを一旦、物置小屋に隠すとキャロラインは外界に通じる沼をボートを使って逃げます。
背後からヴァイオレットが撃つ銃声が聞こえますが、必死で漕ぎます。あぶねー婆さんだ!


町にたどり着いたキャロラインは弁護士のもとに向かい、一連の出来事を話します。
驚く弁護士。彼の元にヴァイオレットからの電話があります。
弁護士はキャロラインの存在に気が付かないように取り繕ってくれました。
別室でキャロラインは来ていないと説明します。
一人部屋に残ったキャロラインは、弁護士の机に隠された自分の写真を見つけます。勝手に見るのが好きなんか。
スケルトンキー:隠し撮り
すべて隠し撮りでした。
震える手で引き出しを開けると、開かずの間で見た道具が出てきたのです!弁護士もグルだったのか。


ゆっくりと部屋を退散しようとしたキャロラインに、弁護士が襲いかかります。スケルトンキー:弁護士の正体


意識が遠のくキャロライン。



目を覚ますと、弁護士によって屋敷に戻されていました。
ヴァイオレットが詰め寄ります。
「ベンはどこ?彼がいないと成功しないのよ」
スケルトンキー:ヴァイオレットの正体
言葉の意味はわかりませんが、やはりヴァイオレットはブードゥを執り行うみたいですね。それはベンの命を利用した悪意ある何かなのです。
弁護士はヴァイオレットに従順でこの魔術を成功させるための従者に過ぎないようでした。


キャロラインはベンがいる物置小屋のことを伝え、反撃に出ます。←言ったらアカンのでは?
血だらけになったヴァイオレットに絶叫する弁護士。
スケルトンキー:反撃




屋根裏部屋に急いだキャロライン。
この呪いを解く護身用呪文の本があったことを思い出したからです。
それをもとに魔方陣を作り上げていくキャロラインですが、這ってきたヴァイオレットが詰め寄ります。
スケルトンキー:護身の魔方陣


ヴァイオレットは言います。
「あなたもフードゥを信じるでしょ?」
魔方陣の中でキャロラインは叫びます。
「信じない!そんなものは絶対に信じない!」

部屋にあった巨大な鏡をヴァイオレットが見せます。
「ほら・・・見えるでしょ?」

そこにはジャスティファイの妻、セシールの姿が映っていました。恐怖におののくキャロライン。間違ってたのね。呪術は失敗です。

「その魔方陣はね、自分が結界から出られないものなのよ。あなたはもう逃げられないの」

ヴァイオレットはそう言い放つと、鏡をキャロラインに投げつけます。
鏡が当たった衝撃で、キャロラインは意識を失います・・・。


ネタバレ↓



意識を戻したキャロラインはゆっくりと起き上がります。
そして、吸わなかったタバコに手を伸ばします。
弁護士が背後から近づき、そっと寄り添います。
スケルトンキー:入れ替え
「成功できてよかったわ」

「最近は、風習や魔術を信じる人間が少ないから大変だな」

「私、黒人がよかったのに・・・」

「仕方がないさ、黒人はブードゥの意味を知っているからね。難しいよ」


そう、彼らには別の人格が宿ったのです。
弁護士にはジャスティファイ、キャロラインにはセシールの霊が乗り移ったのです。


足元に転がるヴァイオレットは・・・そう・・。
キャロラインなのです。


救急車が呼ばれ、脳卒中の状態で口が利けなくなったキャロライン(姿はヴァイオレット)と、ベンは互いに見つめ合うのでした・・。
スケルトンキー:キャロラインの成れの果て
スケルトンキー:ベンの成れの果て

★★★★★★★
大どんでん返しでしたね!
ヴァイオレットの謎がここまでとは(笑)
セシールの霊が乗り移っていたということは、ヴァイオレットも被害者だったんだなぁ。
ベンから弁護士に鞍替えしたジャスティファイの手引きで、キャロラインが犠牲になってしまったという何とも後味の悪い、けどストーリーがしっかりとあった映画でした。
ジャスティファイ夫婦はこうやって、次々に自分たちが入る「母体」を捜していたのですね。
30もある部屋についてもう少し描ければ、「スケルトン・キー」という題名に深みが出たのに残念でしたねぇ。
結局、屋根裏部屋に通じる鍵も、同一の鍵だったのは捻りが弱かったように思います。
それでも面白かった!
最近は、血や内臓ばかりのストーリー皆無なホラー映画ばかりを観賞していたので、お腹一杯で満足です
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テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

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