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『À l'intérieur』

R18指定。
本当にR18指定でいいのかな。間違って観た人はトラウマにならないかな。

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この映画を生み出したフランスは、ホラー映画の優秀国になりつつあります。人の神経を逆撫でするような、不快極まりない作品を作るので、ファンは歓喜の嵐。しかし、大多数の映画ファンにしてみれば、これは作品に値する価値無しのレッテルを貼ることでしょうまさしく異常。狂気と暴力、そして根本に眠る純粋な愛を描き切った本作は、観る者に相当なスタミナを要求してきます。
しかし私は・・・大好きな映画のひとつになりました。




サラが運転する車が追突事故を起こします。
同乗していた夫は死亡。しかし、サラとお腹の中にいる赤ん坊は助かりました。
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事故から4カ月後、出産を明日に迎えたサラは、彼女を心配する母親や職場の上司の優しい言葉に耳も傾けず、夫と暮らしていた自宅で過ごします。
折りしもクリスマス。本当であれば、出産を喜んでいるであろう夫の姿はありません。

ウトウトと眠りにつこうとした時、チャイムが鳴ります。

「事故を起こしたので・・電話を貸してほしい」

こんな夜中に女性の声がドア越しから聴こえます。サラはいぶかしみ、悪いが家には入れられない、夫も眠っているしと断ります。するとドア越しからは・・。

「嘘でしょ。夫なんていない。サラ・・ドアを開けて」

サラは息を飲みます。何故自分の名前を知っているの?どうして夫が死んだことを知ってるの?
「警察を呼ぶわ」とサラが声を荒げると、女は裏手に回り、ガラス窓を破ろうとします。サラは恐怖に震え、警察に通報します。しばらくしてやって来てた警察ですが、怪しい女はいないと言い、また巡回させますと家を後にします。

しかし、既に女は家に侵入した模様。
サラがベッドに潜り込むと家の中を散策。手にしたのは消毒液と巨大なハサミです。
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サラが眠る寝室に潜り込むと、女はゆっくりとサラのへそにハサミをねじ込みます
激痛で目を覚ますサラ。目の前には見たことのない女がハサミを振りかざしているではありませんか!

女を撃退し、パウダールームに逃げ込んだサラ。
顔をハサミで切られ大出血です。
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ハサミで刺されましたが、かろうじてお腹の子には影響がなかったものの、サラは半狂乱になります。
いったい、あの女は何者なの!?
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その頃、ドアを蹴り上げる女。
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「開けなさい!!!」


幸か不幸か、サラの身を案じて母親と職場の上司が家を訪れます。
サラは、助けに部屋に入ってきた母親を誤って殺してしまいます。
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上司はというと、女にハサミで滅多刺し!まずは足を刺して動けなくなったところを、股間にハサミをねじ込み、最後は喉を掻き切ります。
それでも虫の息の上司の顔に、ハサミをグサッグサッと刺します。
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再びパウダールームに逃げ込んだサラ。
母親を殺してしまったこと、そして上司の叫び声によって彼が絶命した事を知り、ただ泣くしかありませんでした。


ドア前の廊下では、女は持久戦に持ち込むため、タバコを吸います。顔が・・もうイッちゃってます。
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この時、サラの飼い猫が女に近づくのですが、首をへし折って殺してしまいます。
猫の断末魔を聴き、サラはさらに恐怖で震えます・・。

女はドアに穴を開け、サラに呼びかけます。
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「欲しいのはただひとつ。サラ、私がきちんと育ててみせる。だから開けてちょうだい」


女の言っていることが理解できませんが、サラは自分とお腹の子の為に、この女と戦うことを決心します。やられるもんですか・・。鏡を割って武器にし、篭城戦に持ち込みます。



そんな中、パトカーのサイレンが聞こえてきました。
ギクッとする女。ここまできて、この家に入り込まれるのはマズイ。とにかく血で染まった手を洗うと、女はサラに扮して応対します。
残念ながら、見回りに来た警察は最初に来た警察官ではなく、女の顔を見ても怪しむ雰囲気がありません。このまま警察が気が付かず去ってしまう事を恐れたサラは、必死でドアに穴を開けます。
この音に反応した一人の警察官が「夜中に何をしているんですか?」と問いかけます。女は「洗濯機が壊れている音だ」と答えます。


そうですかと警察官たちは去ってしまいます。
女はパウダールームに戻ると、余計なことをするなといわんばかりにハサミで杭打ちの如くサラの手をグサッ!
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ところが警察官の一人が「やはりあの音が怪しい」と家に引き返してきます。
渋々扉を開ける女。

「二階を見せてもらいます」

二階にあるパウダールームに向かう警察官。もちろん、女を見張っている警察官はちゃんといます。廊下を進み、血だらけの壁に唖然とする警察官。壁にサラの手が打ち付けられているのを見て、「その女を確保しろ!」と階下の仲間に叫びます。

しかし、階下の警察官は既に女に殺されていました・・。

サラを助けようとした警察官は銃で頭をぶっ飛ばされます。
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その脳髄を顔面で浴びるサラ。
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慌ててドアを閉めるものの、銃を所持した女には対抗できません。
アッサリ銃でドアをこじ開けられると、女はゆっくりとパウダールームに入ってきます。
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さすがにもう絶体絶命と思っていると、何とパトカーにもう一人警察官が待機しており、銃声を聞き家に入ってきました。女はまたかと、階下に降り、始末してしまいます。ここまで来ると警察官の貧弱さにイライラしてしまいます。


警察も役に立たない。
もはや自分の力で女をヤらなければ。

サラは強靭的な精神力で女と闘います。
トースターで思いっ切り殴られたサラですが、気絶したフリをして、女を火だるまにします。
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女が絶叫し、逃亡したのはいいものの、トースターで殴られたサラの気管に血が溜まってしまい息ができません。
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なら気道確保で穴を開けてしまえって、普通では考えられない所業です。


吹き出る血をガムテープで止め、手製の武器を片手に女を探すサラ。

女は部屋の隅で苦しんでいました。既に髪は火傷のために無く、顔面は爛れていました。
武器を振りかざしたサラですが、女が一言。

「また殺すの?」

サラは手を手を止めます。

女は、サラが起こした交通事故の相手だったのです。
女は妊娠しており、待望の赤ちゃんに幸せの絶頂でした。しかし、事故が原因で流産し、我が子を抱く夢は潰えてしまったのです。赤ん坊を奪ったサラを、そしてサラのお腹の赤ちゃんを奪うために、女は狂気に走ったのです。
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そんな女にとどめをさす気にはならず、サラは家を出ようと居間に行くと・・。
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死んだはずの警察官がフラフラと立っています。
しばらくすると警察官は警棒でサラをボコボコに殴りだします!
目を潰されているとはいえ、ゾンビのように暴れる警察官。


腹を殴られてしまい、破水してしまうサラ。
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そんなサラを救ったのが女でした。

ああ、わだかまりが取れて友情でも芽生えるのだろうかと思ってましたが、サラが陣痛の為に苦しみだします。
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この上もなく血だらけのサラ。赤ちゃんを産む力が残されているとは思えません。
女はゆっくりと苦しむサラに近づきます。そして子宮口の様子を伺います。まだ十分には開いていないと判断した女は、サラの服をハサミで裂きます。
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そして・・・。


ここから先はハッキリ言って映像化した監督の異常さに感服。
私はレンタルでしたが、レンタルの場合、全てモザイクになってしまいます。何をしているのかは想像できるのですが、サラの絶叫とモザイクが不快感を煽るのです。
サラの体から赤ん坊を取り出すと、女は満足そうに抱き、椅子に腰掛けて赤ん坊を見つめます。
女の顔は見るも無残、赤ん坊が泣く声とリンクして、絶命したサラの目から血の涙が流れるのでした。




期待していただけあって、大変面白かったです。
グロ度は自分の許容範囲内でしたが、もし最後のモザイクが無かった場合、果たして正視できたかは疑問ですね。
サラの家に訪れる輩が、まあ役に立たないこと!特に警察官!
死亡フラグが立っていても、もう少し活躍の場を与えてやって欲しかった・・。そしてゾンビ化する警察官。これは監督が「ゾンビを出したかった」と言う、間抜けなリクエストで実現したようです。アホだ。
とにかく最初から最後まで血が出まくりです。人体破壊がメインではないものの、痛いシーンの連続で、免疫の無い方は30分も持たないかもしれません。
今回、私はサラに一切の同情ができずに終わってしまいました。ヒロインに同情出来ないと恐怖を共有できませんし、怒りの方が先に湧いてきてしまいました。サラってワガママだもの・・。

フランス映画、これからも楽しみで仕方ないですね!
予告動画を載せる際、どうやらモザイク無しの場面がyou tubeで閲覧できる模様。
勇気のある方はどうぞ・・。

予告編にはそのシーンはありませんが、グロいですので注意!

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テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

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ストーリー、重いですね!
女性には余計にヘビーな内容ですね。
しかし女性、いや母は強しと言うべきか…。
てかタイトルの「屋敷女」に違和感を感じるのは私だけ?

トラキチさん、こんばんわ(*'▽'*)
「屋敷女」は別の作品にあった「座敷女」から取ったらしいですよ。
邦題の付け方が雑~(-_-#)
全編、物静かに進み、けどパンチがあるグロが入る知的なホラー映画でした。
何度も観る映画じゃないけど、味がありましたね。
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