読書感想文『黒祠の島』

2014-11-13 07:00
ミステリー・ホラー小説 2
こういう設定は大好物です♪
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・読みやすさ
★★★★☆
・恐怖度
★★★★☆
・大どんでん返し度
★☆☆☆☆
・感動度
☆☆☆☆☆
・総合評価
★★★☆☆




<あらすじ>
調査事務所を営む式部剛は、懇意にしていた作家の葛木志保が行方不明になったことから、九州北西部にある彼女の故郷・夜叉島を訪れることになる。しかし閉鎖的な村人からは情報を得ることが出来ず、一旦は島を出ようとするが、何か異様なものを感じ村に留まることにする。その後、村の医師・泰田の協力を得られることとなったが、泰田から伝えられたことは「葛木志保は死んだ」という言葉であった。明らかに他殺体であるのに、真相を調べようとしないことに不信感を抱いた式部は、村の事情や過去に起こった出来事を調べていく。
-wikipediaより参照-

『黒祠』とは、明治政府が行った祭政一致政策によって、全国の神社は位階制で編成され、祭神も正統な神典に記載される神々に改められた。地方の小祠も統合されたり、弾圧されるなどしたが、その中で統合されなかったものを言い、いわゆる邪教であるとのこと。
そんな黒祠の島に渡った主人公は、私たち読者と同じ目線で島の異様な風土や慣習に触れることになります。


こういった閉鎖的な場所の作品は、横溝作品によく出てきているので、今更驚くことでもないのですが、しかしその設定は私の心を大いに惹きつけました。
登場人物の多さは、物語の奥行きを出し、残酷な描写はともすれば物語に華を添えているかのようです。

ちなみに・・・自分の推理で言えば、半分は当たっていたと思います。
しかし、主要人物が後半にしか出てこないですし、結末は「え?」となること請け合いです。ビックリです。過去と現在を行き来するのですが、これがかなりのポイントとなるでしょう。

本作に似たゲームを知っています。
「零」という有名なホラーゲームですが、この本を読んでもう一度プレイしてみたくなりました。内容は2の紅い蝶によく似ていると思います←ネタばれか?

土蔵とか、のシーンとか・・・似てると思います。
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島民、すべてが疑わしい。
推理するのがとっても楽しかったです。あ、これは推理小説ではありませんので(汗)


次回作はこちら
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