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読書感想文『悪魔が来りて笛を吹く』

ぴーちゃんが日に日に弱っています。

夜も側に付いて見守っています。

正月は越せないかもしれないけど、安心して人生をまっとうしてくれたら飼い主として本望です。

必死に息をしているぴーちゃん。

必死に餌を食べているぴーちゃん。

生きようとしている姿に涙が溢れてしまいます。



松山の出張中に完読したこちらの本
2014111708094865f.jpg
・読みやすさ
★★★☆☆
・恐怖度
★☆☆☆☆
・大どんでん返し度
★☆☆☆☆
・感動度
★☆☆☆☆
・総合評価
★☆☆☆☆

<あらすじ>
世の中を震撼させた青酸カリ毒殺の天銀堂事件。その事件の容疑者とされていた椿元子爵が姿を消した。「これ以上の屈辱、不名誉にたえられない」という遺書を娘美禰子に残して。以来、どこからともなく聞こえる“悪魔が来りて笛を吹く"というフルート曲の音色とともに、椿家を襲う七つの「死」。旧華族の没落と頽廃を背景にしたある怨念が惨劇へと導いていく――。名作中の名作と呼び声の高い、横溝正史の代表作!!


小説も読み、映画も観たにもかかわらず、ちっとも内容を覚えていなかった本作。
横溝ファンを自負していたのに、にわかがバレバレです。ストーリーも犯人も覚えてないのですから、きっと私との相性が悪かったのでしょう(自分のせいにしない)

で、今回読んでみたのですが確かに読みやすいです。
お得意の『華麗なる一族』が、忌々しい過去と複雑な人間関係を織りなして、陰惨な殺人事件へと発展していくのですけれど、怖くないですね。つまりは殺されそうな奴はやっぱり殺されてるというステレオタイプな話でした。

表題の通り、フルートが出てくるのですけど、薄っすらと記憶が甦ってきました。
この「悪魔が来りて笛を吹く」という曲はですね、●●●●と●●●●を●●●ないで作られたんです。そこで私は「あっ!」と気が付いたわけですね。犯人、すぐに思い出しました


この犯人、よっぽど自信があるのか堂々としたシーンが結構あります(もちろん、読中ではわかりませんが)。殺したい気持ちが膨らむと、割と平気になるんでしょうかね。何にせよ、死ぬ気でやれば何でもできるんです←どういう事やねん

東京の椿家で起こる殺人よりも、明石のシーンが好きでしたね。
いよいよドス黒い椿家の裏の部分が見えてくるのが何とも言えません。



調査に訪れた一族の別荘にある石灯篭に書かれた

「悪魔ここに誕生す」

という言葉。

本作が自分の好みでなかったとしても、この一文を見ただけで私は「ああ、横溝正史が好きだ」と思うのです。
本当に天才だ。


次回作はこちら
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