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ホラー映画『ビヨンド』

面白くないんだけど面白い(汗)
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イタリアンゾンビの最高峰、ルチオ・フルチ監督の傑作。
何が傑作って、フルチの映画はイメージの洪水なんです。これでもか!これでもかとゴア描写をねちっこく描いたかと思うと、肝心なストーリーはすっ飛ばすという「飴と鞭」を使い分ける内容なんです。
この作品は食人はありません。死者が蘇りダラダラと襲ってくるだけなんですね。それに地獄の門というオカルト要素も加わったものだから、いつものフルチ作品より内容が少しだけ濃いです。
そう、少しだけ・・・。さあ、フルチ様のマニアックなイメージを全身で受け止めましょう!




1927年ルイジアナ州のあるホテル。
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その一室で怪しい絵を描いている画家シュワイク。彼のもとに住民が押し寄せます。




住民の1人がいきなり手に持った鎖でシュワイクの顔を殴打!!
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肉が削げ落ちます!

顔だけでなく、ボディにも容赦なく鎖で痛めつけた住民は、シュワイクをホテル地下に連れ込み釘で磔にした後、白いドロドロとした沸騰液体を彼にブチまけます。
顔の肉は解け、憐れシュワイクはそのまま生き埋めにされてしまうのでした。



60年後、伯父から閉鎖されたホテルを譲り受けたライザ。そう、そのホテルというのは例のホテルなんですけど、ライザは知る由もありません。売れないデザイナーに見切りをつけ、ホテル再建で再出発といきたい彼女は、さっそくペンキ屋と水道屋を呼びます。
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ペンキ屋、落下。


いきなり目の前に現れた女性の白目にビビった為です。
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本作、とにかく目のアップが多用されております。それはもうクドイ程に!!



2階から落下しただけでこの重傷レベル。
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口から大量の血を吐き「女の目が!!」と呻き続けます。




ライザは病院に連れて行かず、医者を呼ぶという昔ながらの方法を取っています。助かるものも助からんぞ!
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ペンキ屋はやって来た医者に病院に運ばれます。だったら病院に連れて行けばいいのに(汗)無駄な時間だ。



別の日にやって来た水道屋もとんでもない目に遭います。ホテル地下に水が溜まり、水道も出ないというライザの依頼を受け、地下に向かった水道屋。
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冒頭のシュワイクが磔にされた場所に向かったモンだから、謎の手にによって顔面を潰され、おまけに目玉まで穿り出されてしまいました。



そんな惨状が起きているとも知らず、ライザは町に買い出しに向かいます。車で走っていると。


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あぶねー!!
盲目の女エミリーが「私はあなたを待っていた」と意味深発言。ライザは困惑します。

一方、水道屋の姿が見えないので、召使いが地下に降りてみると、水道屋の死体ともうひとつ
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ドロドロになったミイラが出てきた!これはシュワイクなのでしょうかっ!?



ライザはエミリー宅に招かれピアノ演奏を聴かされます。聴かされながらエミリーは
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「あのホテルを手放して、この町から去るのよ!」
と、謎の警告。
ライザ、驚くものの相手にしません。



水道屋と謎のミイラがホテルから病院に運ばれました。凄い大変な事件なのに、警察の姿は一切ありません。どういう事だ?
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医者のジョン(右)は例のホテルから出てきたミイラに興味しんしん。もちろん横の医者も同じで、何とミイラに脳波チェックを行うのです!!
まったくもって理解不能!!




水道屋の妻が、夫の亡骸に会いに来ました。関係者がないのに、普通に遺体安置所に入り込み水道屋に服を着せて悲しみにくれています。
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この病院の防犯チェックを疑います。


そしていきなりです。
恐ろしく不安定な場所に、蓋が開いている巨大な「硫酸入り瓶」が、彼女めがけて落下しました!
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逃げることもなく、シャワーを浴びるがの如く硫酸を受ける妻。ドロドロに顔が溶けていく様を延々見せつけられます。たまに脳が爆発したりします・・・。



血が混じった硫酸の海が安置所に広がります。
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母の帰りが遅いと安置所にやって来た娘は、父の顔クシャ死体と母のドロドロ死体を見てしまったわけでして。
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そりゃたまらんわなぁ。




死体がわんさか出るのに、気にしないライザでしたがエミリーの言葉だけは気になる様子。シュワイクが宿泊していた36号室に向かいます。ここは開かずの間で、ホテルの持ち主であるライザも鍵を持っていません。
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簡単に手斧でドアをぶち破った彼女。
入るとそこにはたくさんの絵画がありました。そして気になる本が・・・。



そしてシュワイクとご対面!!
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今まで変なことがちょくちょく起こってたけど、実際に自分の目でハッキリと見るとライザもたまったもんじゃありません。


ここからは、怒涛の死亡フラグが立ちまくりです。
まずはライザと一緒にホテル改築を進めていた男は、図書館でホテルの登記簿を調べていました。
何と、ホテルにタランチュラが!
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前と後ろ以外、ニセモノデス・・・。

ニセモノだろうがタランチュラは強かった!
この男、タランチュラに目玉を喰われ、顔もズタズタに・・・。丁寧に舌まで喰われてしまいました。合掌。


シュワイクに利用されていたエミリーも、愛する盲導犬に喉をガブリと食い千切られます。
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肉がビヨーンっと伸びるのがリアルでよろしいですね。おまけに耳まで喰われちまいました。合掌。


なんだかんだと、医者のジョンとライザは良い関係になっていました。
しかしライザの恐怖体験がジョンにも降りかかりだし、いよいよホテルを脱出しようという事になりました。車でホテルを後にする二人。
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ホテルの部屋の明かりが点き、人影が見えます。
私はこのシーンが大好きです。



病院に辿り着いた二人が見たものは、死者が溢れ返った惨状でした。
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ジョンは銃で応戦。最初は体ばかりを狙って効果がありませんでしたが、頭を撃ち抜くと倒れることが判明。撃ち抜くと言っても赤ペイントが頭に付くという、フルチ作品にしては手抜きな描写!



ところが、水道屋の娘を撃つシーンは違った!
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頭蓋骨が吹っ飛んだ!!



別角度からもう一度!!
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素敵じゃあ~りませんかっ!!フルチの映画はこうでなくてはなりません!



ジョンとライザは、ゾンビに襲われながらも病院を脱出・・・したはずが。
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あれ、ここどこ?

いつのまにか病院からホテルの地下にワープしております!
死体がゴロゴロ転がっているということは、ここは地獄??

それを証明するかのように、二人の目は・・・。
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★★★★★★★
ああ、面白い。
ここに載せなかったゴア描写はまだまだありますけど、古い作品ながら頑張った特殊効果は見応えがあります。しかし相変わらず場面の繋ぎが意味不明です。レビューにあたり、端折りはしたものの、自分なりに解釈して書いてみたつもりです。皆さん、お分かりいただけたでしょうか(焦)
しかし、ストーリーの穴にいちいち突っ込んでいたらきりがないです、この作品は。
冒頭でも説明しましたが、イメージの波に身を任せれば良いのです。
「あ、目玉がつぶれた」
「あ、頭が吹っ飛んだ」
・・・これでいいのです(本当か?)



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